【2025年02月28日】鎌倉・鶴岡八幡宮周辺の桜開花状況＜玉縄桜：三分咲き＞

▼2025.03.07の開花状況はこちら▼

鶴岡八幡宮とその周辺は、さまざまな種類の桜が見られる、鎌倉屈指のお花見スポットです。早咲きの玉縄桜たまなわざくら、定番のソメイヨシノ、それより少し遅れて開花する桐ヶ谷きりがやといった具合に、開花する時期が桜の種類によって少しずつ違いますので、桜の開花リレーをたのしめる場所でもあります。

ある程度本数がそろっている種類の桜の中で、先頭をきって開花するのが、鎌倉産まれの玉縄桜です。玉縄桜は鎌倉の日比谷花壇大船フラワーセンター（神奈川県立大船フラワーセンター）原産の早咲きの桜で、見た目はソメイヨシノとよく似ています。例年、ソメイヨシノの開花より1か月～半月ほど早く見ごろを迎えます。

2月28日現在、若宮大路の玉縄桜は三分咲きくらいです。開花が進んだ部分をクローズアップすれば、五分咲き以上にも見えます。今後の天気や気温次第では、次の週末くらいには見ごろになりそうです。

若宮大路の玉縄桜は、鎌倉駅入口交差点左右の、両側の歩道で見ることができます（中央の段葛ではありません）。
観光客などの人通りがとても多いエリアですが、まだ桜の写真をスマートフォンやカメラに収めようとする人はほとんど見かけませんでした。若宮大路の桜と言えばどうしても段葛の桜並木が有名なため、ここに桜が植えられているということがあまり認知されていないせいもあるのでしょう。
こんなにまちなかにありながら、人の目が気にならないせいか、心なしか、メジロも落ち着いて玉縄桜を味わえているように見えました。

※このページの開花状況や今後の見通しは、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。