三浦半島の魅力とは、都会に隣接した自然豊かな環境にあります。
東京湾と相模湾に挟まれたコンパクトな三浦半島には、三崎マグロや三浦野菜などの定番グルメや、港町・横須賀、皇室ゆかりの葉山、マリンリゾートの逗子、古都・鎌倉といった、個性豊かな文化がギュッとつまっています。
観光はもちろんのこと、不便さにガマンすることなくこのような環境を手に入れることができるため、暮らすのにもオススメできます。
注目のイベント
逗子と鎌倉にまたがる名越切通にあるまんだら堂やぐら群は、保存管理の都合で常時公開はしておらず、初夏と秋それぞれ1~2ヶ月間程度の期間の、土・日・月曜日と祝日のみ公開されています。 初夏は新緑に囲まれて...
京急線の横須賀中央駅前Yデッキ下広場のシンボルツリーになっているメタセコイアをクリスマスツリーに見たててイルミネーションが灯されます。駅前からドブ板通り方面まで続く横須賀中央のメインストリート・横須賀...
酉の市とりのいちとは、商売繁盛や金運・開運などを願うお祭りです。古くから商人が集うまちで多く見られます。一般的に酉の市は11月の「酉の日」に行われるお祭りが多いですが、年の瀬の12月にたつ市もあります...
覚園寺かくおんじは、1218年(建保6年)に鎌倉幕府第2代執権・北条義時よしときが建立した大倉薬師堂を前身とする寺院です。1296年(永仁4年)、第9代執権・北条貞時さだときの時代に、元寇の再来がない...
現在のおすすめスポット
2024年3月、建築界のノーベル賞と呼ばれる「プリツカー賞」に、横須賀美術館を設計した建築家・山本理顕氏が選ばれました。
横須賀美術館は、観音崎の海と山に囲まれた、自然環境とのハーモニーがすばらしい名建築です。
三崎港近くで食の神様を祀る海南神社は龍神様ともゆかりの深い神社です。境内には三浦七福神の一つ・筌龍弁財天や御神木に龍が宿る・龍神社などが鎮座しています。辰年の2024年にぜひ訪れたい神社です。
葉山の総鎮守・森戸神社(森戸大明神)の境内裏からは、目の前に、龍宮様(竜宮様)が祀られている、赤い鳥居が目印の名島(菜島)が見られます。龍宮様は、航海の安全と豊漁をお祈りする海の神様で、古くから地域の人たちから信仰を集めてきました。
しらはま丸が黒船ラッピングされて運航中です。この令和の黒船は、東京湾フェリーで就航している2隻中の1隻だけですが、もし乗船する便が黒船しらはま丸ではなかった場合も、東京湾の海上ですれ違う姿を見られます。
特集
三浦半島の黄葉・紅葉スポットと言えば、鎌倉エリアが定番です。谷戸に静かにたたずむ寺社は、黄葉や紅葉がよく似合います。1年の中でも、晩秋が鎌倉のベストシーズンと言えるでしょう。
逗子・葉山エリアでも同じような傾向が見られますが、大きな寺社が少ない分、定番の黄葉・紅葉スポットは公園に点在しています。晩秋の南郷上ノ山公園のイチョウ並木は、三浦半島でもっとも美しい並木道です。
横須賀・三浦エリアの黄葉・紅葉スポットは海沿いに多いのが特徴です。潮風を感じながら紅葉狩りを楽しめるのは、港町ならではでしょう。
この特集では、三浦半島の黄葉・紅葉の見どころを、各エリアごとに分けて解説しています。ぜひ、1年の中でもっとも自然の美しさを感じられるこの季節の、散策のお供にご利用ください。
海に囲まれた三浦半島には、定番の海水浴場から、穴場のポケットビーチや磯遊びにうってつけの磯浜まで、数多くのビーチが点在しています。それでも、ビーチのタイプやロケーションなどは、同じ場所は二つとなく、それぞれのビーチに個性があります。
この特集では、立入禁止区域やアクセスに危険をともなうような場所を除いた、三浦半島に点在する、10エリア、全50ビーチを紹介しています。
2024年夏の海水浴場の開設有無や開設期間の情報、砂浜や磯浜などのタイプの違い、交通アクセスのしゃすさなどを、分かりやすくまとめています。
マップやアクセス方法、雰囲気(写真)などの各ビーチの詳細は、リンク先でご覧いただけます。
現在では鎌倉があじさいの名所として全国的にも有名ですが、ここまで注目を浴びるようになったのは平成に入ってからのことです。しかし、三浦半島には古来よりあじさい(ガクアジサイ、ハマアジサイ)が自生していたため、あじさいが育つ環境としては適している場所と言え、町おこしのために創出した名所とは少し違います。
この特集では、これらのエリアごとに、あじさいの名所を詳しく解説しています。以下のリンク先から、「鎌倉」「逗子&葉山」「横須賀&三浦」「横浜金沢」それぞれのあじさいの名所をご覧ください。
鎌倉・逗子・葉山・三浦・横須賀・横浜金沢と、ぐるっと海に囲まれた三浦半島では、例年、夏を中心に花火大会が数多く開催されます。近年は新型コロナウイルス感染症の影響でほとんど中止となっていましたが、2023年以降は多くの花火大会がコロナ以前と同様に開催されるようになりました。2024年も同様に、多くの花火大会の開催が見込まれています。
定番 × 横須賀
ヴェルニー公園のバラ園越しに見える横須賀港の自衛隊の艦船は、横須賀を象徴する景色の一つです。
旧日本軍の要塞跡に整備された観音崎公園では、緑豊かな自然と、明治期の近代化遺跡を見ることができます。
くりはま花の国は、春のポピーやネモフィラと秋のコスモスが有名ですが、1年を通してさまざまな花を楽しむことができます。
ソレイユの丘は、野菜の収穫体験ができたり、動物と触れ合うことができるコーナーのある、三浦半島屈指の観光スポットです。
定番 × 三浦
城ヶ島公園は、三浦半島最南端に位置する城ヶ島の東半分を占める、風光明媚な公園です。
まぐろの水揚げで有名な三崎漁港にある、獲れたて三浦野菜と三崎まぐろの産直センターです。
小網代の森は、アカテガニなどの希少種に出会える、森林から、湿地、干潟、海までが連続して残る関東唯一の自然環境です。
三浦半島の南東に位置する三浦海岸は、北側に津久井浜、南側に菊名海岸が続く、三浦半島最大のビーチです。
定番 × 葉山
森戸海岸は、森戸神社のとなりにある、葉山で一番広い砂浜を持つ定番ビーチです。
葉山御用邸の目の前にある一色海岸は、皇室ともゆかりがある海岸です。
目の前に大浜海岸越しの相模湾が広がる、居心地の良い海浜公園です。
森戸海岸や真名瀬海岸など、葉山のいろいろな海岸から見ることができる、葉山の海のシンボルです。
定番 × 逗子
逗子海岸を望む高台にある披露山公園は、猿やクジャクなどを見られる小動物園が併設された公園です。
夏に開設される海水浴場は、厳しめなルール・マナーで運営されているため、小さな子どもがいる家族でも安心して楽しめるビーチです。
リビエラ逗子マリーナにはふんだんにヤシの木が植えられていて、日本離れした海外のリゾート地のような雰囲気を楽しめます。
緑地エリアは曜日限定での開放ですが、旧日本軍や米軍の弾薬庫跡では、貴重な自然を楽しむことができます。
定番 × 鎌倉
800年以上前に源頼朝が鎌倉のまちづくりの中心として創建した鶴岡八幡宮は、現在も鎌倉の中心であり続けています。
鎌倉のシンボルとして有名な鎌倉大仏は、境内に入るとすぐ目の前に現れる、どこのお寺の御本尊よりも親しみやすい仏像です。
富士山や江の島の眺望が素晴らしい稲村ヶ崎は、夕日の名所でもあります。
桜や紅葉の名所としても知られる建長寺は、鎌倉五山の第一位に列せられる、鎌倉最古の禅宗専門寺院です。
お知らせ
- 「Google マップ」「オープンストリートマップ」「地理院地図」切り替え機能を追加 2024年6月24日
- 【2022特集No.12】晩秋の三浦半島・紅葉&黄葉おすすめスポット40選 を公開 2022年11月8日
- 【2022特集No.11】三浦半島で電車が見える公園・ビュースポット10.5選 を公開 2022年10月12日
編集後記
- 2023年の三浦半島をふりかえって / 年間PVランキング 2024年1月9日
- 「海水浴場」と「海水浴場ではない海岸」の主な違い 2023年7月31日
- 2022年の三浦半島をふりかえって / 年間PVランキング 2023年1月10日