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2024鎌倉 桜の名所・お花見スポット25選

【2024 No.6】特集 | 鎌倉桜の名所 四季

鎌倉の桜の名所と言えば、源氏山公園のようなお座敷スタイルで楽しめるお花見スポットもありますが、定番は鶴岡八幡宮つるがおかはちまんぐう建長寺けんちょうじなどの神社や寺院桜スポットでしょう。もちろん、ひとえに神社や寺院の桜と言いましても、それぞれに個性があり、魅力的な場所ばかりです。
2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの地もあわせてめぐると、古都・鎌倉をより楽しめるはずです。

御霊神社ごりょうじんじゃ権五郎神社ごんごろうじんじゃ成就院じょうじゅいん極楽寺などの江ノ電・長谷駅~極楽寺駅間沿線の桜の名所は、お花見スポットとしては規模があまり大きくありませんが、どこも古都らしい風景を楽しむことができる鎌倉の桜の穴場スポットです。

鎌倉ならではの桜と言えば、「玉縄桜たまなわざくら」と「桐ヶ谷きりがや」という鎌倉原産の桜があります。
玉縄桜」は、神奈川県立大船フラワーセンターが原産の早咲きの桜で、ソメイヨシノとよく似た花を咲かせます。この特集のエリア内では、若宮大路甘縄神明神社で見られます。
一方の「桐ヶ谷」は、鶴岡八幡宮本覚寺ほんがくじで見ることができます。本覚寺のしだれ桜は、鎌倉で見逃したくない桜の一つです。

鎌倉の桜の見ごろの時期は、首都圏の標準的な見ごろと一緒で、3月下旬から4月上旬にかけてになります。例年、本覚寺や安国論寺のしだれ桜は、それよりは少し早めになります。明月院のしだれ桜は少し遅めです。

お花見めぐりの〆には、ぜひ、鶴岡八幡宮段葛夜桜もお楽しみください。ライトアップされてピンク色に浮かび上がるは格別です。

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鎌倉駅周辺エリア

  • 本特集の情報は、2024年2月18日現在の情報になります。
  • 各スポットごとの詳細ページでは、すべての写真に撮影日を掲載していますので、見ごろ時期の目安として参考にしてください。(大倉御所(大倉幕府)跡を除く)
  • 感染症対策等の理由で、飲食をともなうお花見の自粛や酒類の持ち込みの禁止を要請される場合がありますので、最新の情報は現地の案内に従ってください。
  • 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
鎌倉駅周辺エリア桜マップ

マップは、スマートフォンやタブレットでは二本指で操作できます。

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若宮大路・段葛

由比ヶ浜ゆいがはまから鶴岡八幡宮つるがおかはちまんぐうまで一直線に続く若宮大路わかみやおおじは、鶴岡八幡宮の参道です。このうち、鎌倉駅近くの二の鳥居から鶴岡八幡宮の境内の入口に建つ三の鳥居の前までは、通りの中央が一段高くなていて、歩けるようになっています。
この「段葛だんかずら」と呼ばれる歩道は、源頼朝が妻・北条政子の安産を祈願して造られたものと伝えられているもので、かつては、海岸近くの一の鳥居まで続いていました。
段葛の両側にはが植えられていて、が満開になると桜のトンネルになります。段葛の桜は、平成の大改修ですべて若木に植え替えられました。それでも、約500mも一直線に続く桜のトンネルは、春の鎌倉を代表する壮観な景色です。
陽が落ちると、段葛ライトアップされるため、夜桜の散策にもオススメです。
>> 夜桜情報はこちら

また、段葛の桜が見ごろを迎える半月ほど前には、鎌倉原産の早咲きの桜玉縄桜」を若宮大路二の鳥居~鎌倉駅前周辺で見ることができます。

●住所
鎌倉市雪ノ下、小町

●料金
無料

●駐車場
なし ※周辺にコインパーキングあり

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅」より徒歩約3分

鶴岡八幡宮・本宮(上宮)前より段葛の桜並木を望む(撮影日:2024.04.10)鶴岡八幡宮・本宮(上宮)前より段葛の桜並木を望む(夜桜)(撮影日:2024.04.10)
※昼夜とも2024.04.10同日に撮影
鶴岡八幡宮・段葛の桜並木(撮影日:2021.03.26)
若宮大路・段葛
若宮大路の玉縄桜(二の鳥居前)(撮影日:2024.03.04)
若宮大路の玉縄桜(二の鳥居前)

鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮つるがおかはちまんぐうの桜の見どころは、源平池のほとりに咲く桜です。池に向かって大きく枝を伸ばすソメイヨシノは見ごたえがあります。
源氏池のほとりでは、鎌倉原産の桜「桐ヶ谷きりがや(別名:御車返しミクルマガエシ)も見られます。桐ケ谷は鎌倉の材木座の地名です。
桐ヶ谷」は、一本の木に一重の花八重の花が咲くという特徴を持ち、ソメイヨシノなどに比べて大輪の花を咲かせます。鶴岡八幡宮の他、本覚寺でも見られます。

●住所
鎌倉市雪ノ下2-1-31

●拝観料
無料(志納)※一部施設は有料

●駐車場
あり(有料)

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より若宮大路経由で徒歩約10分、または、できるだけ混雑を避けたい場合は「鎌倉駅(西口)」より今小路、横小路経由で徒歩約15分

鶴岡八幡宮・源平池の桜と旗上弁財天社(撮影日:2021.03.26)
鶴岡八幡宮・ソメイヨシノ
鶴岡八幡宮・源平池のほとりに咲く鎌倉原産の桜「桐ヶ谷」(撮影日:2021.03.26)
鶴岡八幡宮・鎌倉原産の桜「桐ヶ谷」

周辺の見どころ
宝戒寺

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大倉御所(大倉幕府)跡

大倉御所(大倉幕府)は、鎌倉幕府初期の、鎌倉殿の御所であり侍所などの幕府の公的機関が置かれた場所です。現在の清泉小学校がある場所にありました。
大倉御所(大倉幕府)跡の周辺は桜並木になっていて、春にはソメイヨシノが細い道を薄紅色に染めます。

●住所
鎌倉市雪ノ下3-11(清泉小学校)

●料金
無料

●駐車場
なし ※周辺にコインパーキングあり

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅」より徒歩約17分

大倉御所(大倉幕府)跡周辺の桜並木(撮影日:2022.03.31)
大倉御所(大倉幕府)跡周辺

白旗神社・源頼朝法華堂跡(源頼朝の墓)

源頼朝の設けた大倉御所(大倉幕府)があった場所を示す石碑が建つ角を奥(北)へと進むと、源頼朝法華堂跡(源頼朝の墓)があります。頼朝の墓は山の中腹にありますが、その下には、頼朝を祀る白旗神社があります。
この手前までは大倉御所(大倉幕府)跡周辺のソメイヨシノの桜並木が続いていますが、白旗神社には、源氏の旗印である白旗のような、白い花を付けるオオシマザクラが植えられています。

●住所
鎌倉市西御門2-687

●料金
無料

●駐車場
なし ※周辺にコインパーキングあり

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅」より徒歩約20分

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鎌倉宮(大塔宮)

鎌倉宮は、明治天皇が創建した、後醍醐天皇の皇子・護良親王もりながしんのう/もりよししんのうを祀る神社です。鎌倉時代やその前後の時代まで歴史をさかのぼることができる神社や寺院が多い鎌倉では、明治時代に創建された「新しい神社」です。
鎌倉宮は、拝殿のまわりなどで見ることができます。鳥居の前には、まだ若木ですが、早咲きの河津桜も植えられています。

●住所
鎌倉市二階堂154

●拝観料
無料(志納)
※土牢、神苑、宝物殿を参拝できる拝観コースは有料
 中学生以上300円、小学生150円

●駐車場
あり

●公共交通機関
バス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、京急バス「鎌倉宮(大塔宮)」行きで終点下車
徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅」より徒歩約25分

鎌倉宮(大塔宮)・拝殿と桜(撮影日:2022.03.31)
鎌倉宮

周辺の見どころ
護良親王墓&理智光寺跡
永福寺跡
荏柄天神社

本覚寺

本覚寺ほんがくじで桜と言えば、本堂の右手、日蓮上人分骨堂の前に植えられている、大きなしだれ桜です。境内の夷堂と並んで、本覚寺のシンボルと言えるでしょう。
また、山門の横では、鎌倉原産の桜「桐ヶ谷きりがやも見られます。
本覚寺の桜はどれも個性的で、駅近なのに、小町通り若宮大路などの賑やかな通りからは外れているため、鎌倉の隠れた桜の名所と言えます。
本覚寺のしだれ桜の見ごろは、例年、ソメイヨシノなどと比べて少し早めですので、見逃さないようにご注意ください。

●住所
鎌倉市小町1-12-12

●拝観料
無料(志納)

●駐車場
なし ※周辺にコインパーキングあり

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅」より徒歩約3分

本覚寺・しだれ桜-3(撮影日:2018.03.23)
本覚寺

周辺の見どころ
大巧寺

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妙本寺

春の妙本寺境内では、カイドウ(海棠)とがその美しさを競い合います。とくに、祖師堂に向かって左手に並び立つの木々とカイドウの大木は、開花時期が重なると圧巻です。
の季節は鎌倉観光で混雑するシーズンの一つですが、妙本寺は他の桜の名所に比べて落ちついて見学できる穴場的な場所でもあります。
妙本寺の見ごろは、周辺のソメイヨシノの開花より若干早めになることが多いです。

●住所
鎌倉市大町1-15-1

●拝観料
無料(志納)

●駐車場
あり(約10台)

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より徒歩約8分

妙本寺・春の境内(撮影日:2024.04.05)
妙本寺

周辺の見どころ
八雲神社(大町)

安国論寺

安国論寺と言えば、日蓮が地面についた杖から根付いたと伝わる樹齢700年以上の古木「妙法桜」が有名ですが、山門横や本堂横のしだれ桜も見事です。
例年、安国論寺しだれ桜の開花も周辺のソメイヨシノよりは若干早めで、妙法桜は逆に遅めです。

●住所
鎌倉市大町4-4-18

●拝観料
一般拝観 100円
特別拝観 500円(45分) ※案内付拝観(宝物や非公開の所も含む)、5名以上で要事前予約

●駐車場
なし ※周辺にコインパーキングあり

●公共交通機関
徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より徒歩約18分
バス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、京急バス「緑ヶ丘入口」行きで『名越』下車徒歩約3分

安国論寺・本堂横のしだれ桜(撮影日:2023.03.22)
安国論寺

周辺の見どころ
妙法寺(苔寺)
長勝寺

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五所神社

五所神社参道は、民家が建ち並ぶ中、通っています。コンパクトな神社境内の大きさに対して長い参道には、新旧2対の狛犬が鎮座しています。
この参道沿いは桜並木になっています。桜のトンネルになるほどのボリュームはありませんが、の季節はどこも大混雑する鎌倉の中では、静かにたのしむことができるお花見スポットです。

●住所
鎌倉市材木座2-9-1

●拝観料
無料(志納)

●駐車場
なし ※周辺にコインパーキングあり

●公共交通機関
徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、徒歩約23分
バス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、京急バス「九品寺循環」行きで『五所神社』下車徒歩約2分、または、「小坪経由鎌倉駅」行きで『九品寺』下車徒歩約5分

五所神社・参道の桜並木(新しい方の狛犬付近)(撮影日:2018.04.01)
五所神社

周辺の見どころ
来迎寺(材木座)

光明寺

大規模保存修理工事について

光明寺の本堂では、2019年からおよそ10年間の予定で、大規模な保存修理工事(半解体修理)が行われています。そのため、通常時よりは、桜の鑑賞に制限がある可能性もあります。

光明寺こうみょうじは、材木座海岸のすぐ近くにある、浄土宗の大本山です。鎌倉ではめずらしい、海のすぐそばにある大寺院です。
広い境内には桜の木がたくさん植えられていて、鎌倉の寺院のなかでも有数の規模をほこります。
裏山の展望台から見る鎌倉市街や相模湾の夕暮れの景色は、「かながわの景勝50選」にも選ばれている、光明寺の見どころの一つです。

●住所
鎌倉市材木座6-17-19

●拝観料
無料(志納)

●駐車場
あり

●公共交通機関
徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン「鎌倉駅」より徒歩約1分
バス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅」より京急バス「小坪経由逗子駅」行き、「小坪」行きで『光明寺』下車

光明寺・桜の季節の本堂(大殿)とその周辺(撮影日:2018.04.01)
光明寺

周辺の見どころ
材木座海岸
和賀江嶋
小坪飯島公園

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源氏山公園&葛原岡神社

源氏山公園は、鎌倉を代表するお花見の定番スポットです。
神社や寺院に桜の名所が多い鎌倉では、お座敷スタイルのお花見に適した、数少ない場所の一つです。
源氏山公園の桜は、源頼朝像がある周辺の広場の他、葛原岡神社くずはらおかじんじゃの参道沿いもキレイです。
源氏山公園は、北鎌倉の浄智寺から長谷の鎌倉大仏の近くまで続く葛原岡・大仏ハイキングコースの途中にありますので、鎌倉でいろいろな場所を散策するときの中継拠点としても利用できます。

●住所
鎌倉市扇ガ谷4-649-1(源氏山公園)

●料金
無料

●駐車場
なし ※葛原岡神社には数台分ありますが、徒歩か公共交通機関の利用をおすすめします。

●公共交通機関
源氏山公園まで
徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(西口)」より市役所通り・銭洗弁天前経由で徒歩約25分、または、JR横須賀線・湘南新宿ライン「北鎌倉駅」より葛原岡・大仏ハイキングコース経由で徒歩約40分(この他にも仮粧坂(化粧坂切通し)や寿福寺経由などのルートもあり)
バス利用の場合
JR各線・湘南モノレール「大船駅」より京急バス「桔梗山」行きで『源氏山入口』下車、徒歩約7分(鎌倉駅からバスを利用しても1区間しか乗らないため、鎌倉駅から徒歩以外で向かいたい場合は、タクシーの利用をおすすめします)

源氏山公園・葛原岡神社近くの桜(撮影日:2021.03.24)
源氏山公園・葛原岡神社

周辺の見どころ
銭洗弁財天宇賀福神社
佐助稲荷神社
寿福寺
英勝寺
海蔵寺

北鎌倉駅周辺エリア 建長寺 円覚寺 明月院 六国見山森林公園 散在ガ池森林公園(鎌倉湖)

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