「よこすかYYのりものフェスタ2026」は、JR横須賀駅や海上自衛隊横須賀地方総監部(海上自衛隊横須賀基地)、これらに隣接するヴェルニー公園を中心に開催される、鉄道や船、自動車などの、のりもの全般をテーマにしたイベントです。例年初夏に、2日間に渡って開催されます。
このなかでも、もっとも大がかりでレアと言えるのが、海上自衛隊のイベントです。このレポートでは、その海上自衛隊横須賀地方総監部会場の1日目の様子を中心にお届けします。
横須賀での26年ぶりの特務艇「はしだて」一般公開

「よこすかYYのりものフェスタ2026」の海上自衛隊横須賀地方総監部会場で一番の目玉だったのが、特務艇「はしだて」の一般公開です。通常の自衛隊の艦艇が基本的に戦闘を想定したものであるのに対して、「はしだて」は非武装です。国内外の来賓をもてなすことを主な任務としており、「海の迎賓館」や「迎賓艇」などとも呼ばれています。海上自衛隊横須賀地方総監部の一般公開では毎回さまざまな艦艇が選ばれますが、横須賀での「はしだて」の一般公開は実に26年ぶりでした。
日本の自衛隊の艦艇に限らず、戦闘艦は機能重視で、質実剛健なものです。自由度があるのは、エンブレムなどごく一部の装飾に限られます。
特務艇「はしだて」の場合は真逆で、居住性やホスピタリティが第一に考えられています。デッキのベンチ一つをとってみても、豪華クルーザーのようです。船室ではパーティーを想定した食器やカトラリーが並べられていましたが、それも違和感はまったくありませんでした。


他の海上自衛隊の艦艇がグレーや黒を基調とした配色なのに対して、特務艇「はしだて」は純白を基調としています。そのため、船内は自ずと明るく、とても自衛艦に乗船しているとは思えないほど、上品で華やかな印象を与えてくれます。


また、特務艇「はしだて」は、災害派遣時には医療支援の任務にあたる機能も有しています。今回の一般公開では、医療支援を想定した仮設ベッドとともに、実際に従事した際の写真も展示されていました。

毎回人気の横須賀音楽隊コンサート&1日艦長任命式
海上自衛隊横須賀地方総監部会場での毎回恒例の人気イベントと言えば、海上自衛隊横須賀音楽隊ミニコンサートです。特務艇「はしだて」一般公開のようなレアさはありませんが、毎回大盛況です。決して規模の大きなブラスバンドではありませんが、多彩な音楽を奏でてくれます。

そして、こちらも恒例のイベントとなっているのが、特別ゲストを迎えての1日艦長任命式です。海上自衛隊のイベントではおなじみの、モデル・タレントの小杉怜子さんが護衛艦「むらさめ」の1日艦長を務め(2日目は特務艇「はしだて」1日艦長)、トークショーなどで艦内を盛り上げていました。

その他の海上自衛隊横須賀地方総監部会場の様子




子ども向けの体験イベントが人気のヴェルニー公園会場
海上自衛隊横須賀地方総監部会場のお隣り、ヴェルニー公園会場では、バスや緊急車両といった働く車の展示や実演、鉄道会社などの物販ブースで盛り上がっていました。ミニ電車の乗車体験や重機の操作体験など、小さな子どもが実際に体験できるコーナーがとくに人気を集めていました。




