平和中央公園は、横須賀中央駅と県立大学駅の間の高台に広がる公園です。長い間「中央公園」として市民に親しまれてきた公園が、2021年4月にリニューアルして誕生しました。
あじさいは、リニューアル前から多く見られた花の一つです。横須賀市自然・人文博物館横から続くスロープ状の園路や、ちょうどその対角線にあたる展望広場と米ヶ濱砲台跡前を結ぶ園路沿いなどで見ることができます。
絶対的な株数が多いわけではありませんが、高台から横須賀市街地を借景にしてあじさいを観賞できるのは、平和中央公園ならではです。
※開花状況や今後の見通しは、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。
もっとも横須賀中央らしいあじさい風景

6月19日現在、平和中央公園のあじさいは、見ごろ~見ごろ過ぎです。先行して咲いていたガクアジサイや陽当たりが良い場所から、見ごろを過ぎてきています。
平和中央公園のあじさいで少し残念なのは、リニューアル時に園路を造りかえたことの制約なのか、急な斜面に多いことに対する安全面への配慮からか、柵の外側に植栽されていて、観賞しにくい場所があるかもしれません。
今では超高層のタワーマンションが数棟建ち並ぶ横須賀中央駅周辺ですが、古くからのランドマークと言えば、紅白に塗られたNTT東日本横須賀別館屋上の電波塔です。決してフォトジェニックなものではありませんが、このNTT電波塔とのコラボが、もっとも横須賀中央らしいあじさい風景と言えるかもしれません。





