県立観音崎公園の花の広場は、横須賀最大の河津桜スポットです。絶対的な本数では三浦海岸エリアには及びませんが、県立観音崎公園の河津桜は広々とした芝生広場の一角に植栽されていますので、雰囲気がぜんぜん違います。いろいろな角度から自由に桜をたのしめるのも、公園のお花見スポットならではです。
※このページの開花状況は、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。

県立観音崎公園の河津桜開花状況

県立観音崎公園・花の広場の河津桜は、多くが二分~三分咲きです。五分咲き近い木もあり、あと少しで見ごろになりそうです。まだ遠めからはボリュームがなく迫力を感じられませんが、開花しはじめた木に近づいて見れば、今でもじゅうぶんキレイです。
現時点では、三浦海岸の河津桜より、開花が進んでいます。(例年、そのような傾向です)




河津桜の開花をいちばん待ちわびていたのはメジロのようで、花から花へ、木から木へ、忙しく飛び回っていました。
満開になると花の陰に隠れがちになってしまいますので、小鳥の観察や撮影には、今くらいの開花状況がちょうど良いです。




【参考】県立観音崎公園の満開の河津桜
※2024年の満開の河津桜のムービーです。
県立観音崎公園の菜の花開花状況
県立観音崎公園・花の広場の菜の花は、引き続き見ごろです。こちらはミツバチが忙しそうに働いていました。


県立観音崎公園・花の広場のアクセス方法
花の広場は丘の上にあるため、アクセスしにくいというハンデがあるものの、最盛期でも三浦海岸の河津桜ほどは混まないのもうれしいところです。
県立観音崎公園の第1・第2駐車場や観音崎バス停のある観音崎の中心地から20分くらい、横須賀美術館からは15分くらいです。どちらも、ほぼ上り坂です。ただの山道ではなく、所々にレンガ造の砲台跡などの戦争遺跡が残っている、横須賀らしいハイキングをたのしめます。
県立観音崎公園のものではありませんが、花の広場のすぐ隣りにはコインパーキング(鴨居3丁目の住宅地側)もあります。ただ、月極駐車場との併用ということもあり、駐車可能な台数は少なく、桜の季節に関わらず、満車になっていることが多いです。
最寄りのバス停は、浦賀駅と観音崎を結んでいるバスの、堀田バス停です。堀田バス停から花の広場までは、10分くらいです。こちらはハイキングコースではなく、住宅地の中の坂道を登って行くことになります。