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横須賀美術館 | 山本理顕設計の海が見える観音崎の絶景美術館

横須賀美術館(撮影日:2021.11.12) 横須賀
横須賀美術館(撮影日:2021.11.12)

横須賀美術館は、横須賀市の市制100周年を記念して2007年に開館しました。
東京湾を望む県立観音崎公園内にあり、ロケーションも含めてたのしむことができます。アート情報サイトで「絶景美術館・トップ5」に選出されたこともあります。
また、「神奈川建築コンクール最優秀賞」を受賞するなど、建物自体の設計もリラックスして過ごせるように工夫されています。

横須賀・三浦半島にゆかりのある作家や横須賀・三浦半島を題材とした、近現代の絵画、版画、彫刻を中心に収集されていて、それらは所蔵品展などで見ることができます。

この横須賀美術館を設計した建築家・山本理顕氏は、2024年3月、建築界のノーベル賞と呼ばれる「プリツカー賞」に選ばれました。
横須賀美術館は、観音崎の海と山に囲まれた、自然環境とのハーモニーがすばらしい名建築です。

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横須賀美術館の屋外の見どころ

緑豊かな森と青い海に囲まれた横須賀美術館は、屋外もたのしめます。企画展を目的に訪れた人も、そうじゃない人も、美術館のまわりを隅々までめぐってみるのがオススメです。チケットがなくても、無料で散策できます。

海の広場

横須賀美術館・海の広場より東京湾を望む(撮影日:2024.04.10)
横須賀美術館・海の広場より東京湾を望む(撮影日:2024.04.10)

横須賀美術館の目の前は、海を望む、広い芝生広場になっています。

この海の広場の横には、屋外彫刻「Valleys(2nd-stage)」(若林奮)が設置されています。近未来的な切通しのような谷の中を、実際に歩くことができます。

横須賀美術館・「Valleys(2nd-stage)」(若林奮)(撮影日:2024.02.09)
横須賀美術館・「Valleys(2nd-stage)」(若林奮)(撮影日:2024.02.09)

回廊

1階の回廊沿いには、海の広場越しに海が見えるレストラン「アクアマーレ」や、ミュージアムショップなどがあります。

横須賀美術館・回廊(撮影日:2021.11.12)
横須賀美術館・回廊(撮影日:2021.11.12)

ペントハウス

屋上のペントハウスは眺めが良く、最高の映えスポットです。
横須賀美術館は「恋人の聖地」(NPO法人地域活性化支援センター)に認定されています。

横須賀美術館・「恋人の聖地」(撮影日:2021.11.12)
横須賀美術館・「恋人の聖地」(撮影日:2021.11.12)

屋上広場

晴れた日には、ペントハウスから外へ出て、屋上広場で海を眺めるのがオススメです。

横須賀美術館・屋上広場(撮影日:2021.11.12)
横須賀美術館・屋上広場(撮影日:2021.11.12)

山の広場

横須賀美術館・山の広場(撮影日:2021.11.12)
横須賀美術館・山の広場(撮影日:2021.11.12)

屋上広場の背後には、山の広場がひろがっています。裏山からは、県立観音崎公園の園路に入ることができます。

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横須賀美術館のあじさい

横須賀美術館・園路沿いのあじさい(アップ)(撮影日:2023.05.25)
横須賀美術館・園路沿いのあじさい(撮影日:2023.05.25)

横須賀美術館の周囲の園路は、県立観音崎公園のハイキングコースのアプローチにもなっています。この園路から山の広場にかけては、色とりどりのあじさいが植栽されていて、例年5月下旬から6月にかけて、横須賀美術館を華やかに彩ります。

あじさい横須賀美術館の他にも、県立観音崎公園のいろいろな場所で見ることができます。
横須賀美術館の園路沿いにはアジサイ西洋アジサイ)が多いですが、海岸沿いではガクアジサイを、観音崎パークセンターでは観音崎公園オリジナル品種の汐音しおんなどが見られ、場所によって個性があるのも特徴です。

横須賀美術館 あじさいロード【2024.06.12】- Hydrangea at Yokosuka Museum of Art
横須賀美術館・園路から山の広場にかけてのあじさい(撮影日:2024.06.06)
横須賀美術館・園路から山の広場にかけてのあじさい(撮影日:2024.06.06)
横須賀美術館・園路のあじさいを山の広場から見下ろす(撮影日:2024.06.06)
横須賀美術館・園路のあじさいを山の広場から見下ろす(撮影日:2024.06.06)
横須賀美術館・園路沿いのガクアジサイの群集(撮影日:2024.06.06)
横須賀美術館・園路沿いのガクアジサイの群集(撮影日:2024.06.06)

▼その他の横須賀のあじさいの名所はこちら▼

【2024 No.10】特集 | 横須賀三浦あじさいの名所
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横須賀美術館の桜

横須賀美術館では、春になると、海の広場山の広場、そしてそれらを結ぶ園路沿いなどで、ソメイヨシノが咲きほこります。桜スポットとしては横須賀のなかでも穴場なほうですが、海を望む広い芝生広場は、お花見には最高のロケーションです。

観音崎は、県立観音崎公園花の広場などでもたのしむことができます。

海の広場の桜

海の広場では、ソメイヨシノの他、河津桜も見られます。

横須賀美術館・海の広場の桜(撮影日:2024.04.10)
横須賀美術館・海の広場の桜(撮影日:2024.04.10)
横須賀美術館・海の広場の桜と美術館の建物(撮影日:2024.04.10)
横須賀美術館・海の広場の桜と美術館の建物(撮影日:2024.04.10)

山の広場の桜

横須賀美術館・山の広場のソメイヨシノ-1(撮影日:2023.03.29)
横須賀美術館・山の広場のソメイヨシノ-1(撮影日:2023.03.29)
横須賀美術館・山の広場のソメイヨシノ-2(撮影日:2023.03.29)
横須賀美術館・山の広場のソメイヨシノ-2(撮影日:2023.03.29)
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谷内六郎館

横須賀美術館・谷内六郎館(撮影日:2021.11.12)
横須賀美術館・谷内六郎館(撮影日:2021.11.12)

週刊新潮」の表紙絵を担当していたことで知られる、画家・谷内六郎の作品を展示している別館です。横須賀市にアトリエを構えていた縁で、「週刊新潮」の表紙絵の原画ほぼすべてが収蔵されていて、その数は約1,300点にのぼります。

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観音崎周辺の見どころ

美術館周辺は県立観音崎公園として整備されています。神奈川県最大の県立公園であり、豊かな自然や戦争の遺産などがのこされています。

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DATA

住所 横須賀市鴨居4-1
アクセス
行き方

京急線「横須賀中央駅」「馬堀海岸駅」またはJR横須賀線「横須賀駅」より京急バス「観音崎(走水経由)」行きで、『観音崎京急ホテル・横須賀美術館前』下車、徒歩約2分
京急線「浦賀駅」より京急バス『観音崎』行きで終点下車、徒歩約5分

駐車場 あり(有料)
営業時間

10:00~18:00

休業日 毎月第1月曜日(ただし祝日の場合は開館)、12/29~1/3
料金

<常設展>
一般 380円
高校生・大学生・65歳以上の方 280円(横須賀市内に在住または在学の高校生は無料)
中学生以下 無料

<企画展>
※展覧会によって異なる

電話番号 046-845-1211
ウェブサイト https://www.yokosuka-moa.jp/
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