鎌倉・小町の宝戒寺の梅が見ごろです。ピークは過ぎてきた印象はありますが、まだまだ見ごたえがあります。
宝戒寺は、鎌倉幕府第2代執権・北条義時以来の北条氏歴代執権屋敷跡に、後醍醐天皇の命を受けた足利尊氏によって建立された寺院です。
宝戒寺は「萩の寺」として有名ですが、鎌倉有数の梅の名所でもあります。決して広いとは言えない境内では、紅梅や白梅、ピンク色の枝垂れ梅など、色とりどりの梅を見ることができます。
また、この時期はツバキも見ごろで、梅とツバキの競演も見どころの一つです。
本堂前や山門周辺の梅

宝戒寺の参道から山門にかけては梅並木(梅林)になっています。この姿からも、宝戒寺を「梅の寺」と呼んでも差し支えないくらい、楽しませてくれます。
本堂前では、色鮮やかな紅梅が出迎えてくれます。萩に包まれた秋の本堂前とは、同じお寺とは思えないくらい雰囲気が違います。
また、本堂の正面では紅白咲き分けの梅「思いのまま」を見ることができます。



本堂右側・大聖歓喜天堂周辺の梅

本堂右側・大聖歓喜天堂周辺では、紅梅・白梅・ピンク色の枝垂れ梅が咲きほこっています。それぞれの梅の木が近い位置に植えられていますので、見る角度によって、さまざまな表情を見せてくれます。

本堂左側・鐘楼や庭園周辺

本堂左側・鐘楼や庭園周辺はツバキの多いゾーンですが、梅も負けじと美しい姿を見せてくれます。
