蘆花記念公園は、逗子ゆかりの作家・徳冨蘆花にちなんで名づけられた、逗子海岸近くにある公園です。園内には、徳冨蘆花の文学碑や、自然をテーマにした随筆「自然と人生」を抜粋した木札が並ぶ園路「蘆花散歩道」などがあります。
お隣りの鎌倉に比べると逗子には目立った紅葉の名所がありません。そんな中、蘆花記念公園は逗子最大の紅葉の名所と言えます。知名度としては逗子ローカルの公園ですが、近隣の長柄桜山古墳群がある山や逗子海岸といった海とあわせてたのしむことができる、穴場スポットです。
また、蘆花記念公園は、逗子でもっとも遅くまで紅葉を楽しめる場所の一つでもあります。しかし、さすがに年末も近くなると、見ごろも終盤です。
12月18日(木)現在、蘆花記念公園の紅葉色づき状況はピーク過ぎです。真っ赤に色づいている木はボリュームが少なくなってきています。
色づく時期のバラツキが激しいのも、蘆花記念公園の紅葉の特徴です。園内は山すそにあるため、陽当たりがよくない場所が少なくありません。そのような、山の陰になっている場所のモミジは遅れて色づいてきています。真っ赤には色づきそうにありませんが、鮮やかなオレンジ色の紅葉もキレイです。とくに、夕日に照らされる時間帯に、逆光気味に見るのがおすすめです。
※見ごろ情報や今後の見通しは、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。
徳冨蘆花の文学碑や第一休憩所周辺が紅葉の見どころ

蘆花記念公園でモミジを多くみられるのは、徳冨蘆花の文学碑や第一休憩所のある、少し奥まったあたりです。天高くそびえる大木も、何本かあります。
第一休憩所前のモミジの大木は、陽当たりが良くないためか、毎年、色づくのがとても遅いです。今年もこの時期に、ようやく鮮やかになってきました。
徳冨蘆花文学碑周辺のモミジは、早い時期に葉焼けしたように変色してしまう年が多いですが、今年は比較的キレイに色づいていました。
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