10月11日(土曜日)、海上自衛隊横須賀地方総監部(海上自衛隊横須賀基地)が一般公開されるイベント、「海上自衛隊横須賀地方隊オータムフェスタ2025」が開催されました。
例年より一般公開された艦艇も多く、ステージや各ブースでのイベントも趣向を凝らしたものでした。
あいにくの冷たい雨の中での開催は残念でしたが、出演者や関係者のおもてなしは、とてもあたたかいものでした。
艦艇・潜水艦一般公開・展示

とは言え、晴天時の開催と比べれば混雑もゆるやかで、例年より見学できる艦艇が多かったのにも関わらず、普段は難易度が高いすべての艦艇をまわることも可能なほどでした。
護衛艦「てるづき」
逸見岸壁に接岸していた護衛艦「てるづき」は、会場入口にもっとも近い場所と言うこともあり、もっとも混雑していた艦艇の一つでした。
一般公開された艦艇は、護衛艦「てるづき」の他はすべて吉倉桟橋に接岸していました。

潜水艦「なるしお」
一般公開された唯一の潜水艦「なるしお」では、タレント・モデルの小杉怜子さんが1日艦長に任命されて、なかなか見られる機会が少ない、潜望鏡の上下などが披露されました。


掃海母艦「うらが」
掃海母艦「うらが」は、今回一般公開された艦艇のなかで唯一、地元・横須賀の地名が付けられた艦艇でした。「うらが」は、他の多くの護衛艦とは違い、機雷の掃海を主な目的とした掃海母艦です。そのため、掃海母艦ならではの、独特な装備や展示も多くみられました。



護衛艦「たかなみ」 ※展示のみ

護衛艦「まや」

護衛艦「くまの」
海上自衛隊最新鋭の「もがみ」型護衛艦2番艦(進水は1番艦より先)である護衛艦「くまの」も人気が高く、護衛艦「てるづき」と並び混雑していた艦艇の一つでした。最新鋭なだけあって、機密情報も他の艦より多いため、内部は全面的に撮影禁止でした。このため、自衛官がもっとも高密度に配置されていましたが、その分、きめ細やかに案内してもらえる艦でもありました。


護衛艦「あまぎり」

オーストラリア海軍駆逐艦「ブリスベン」 ※展示のみ
「オータムフェスタ2025」のための来日ではないと思われますが、オーストラリア海軍駆逐艦「ブリスベン」も海上自衛隊の艦艇と並んで展示されていました。一般公開はされていませんでしたが、艦の前でイベントブースを出して、来場者とコミュニケーションをはかっていました。


車両展示・ヘリコプター展示
陸上自衛隊や航空自衛隊の車両展示も、毎回人気が高いコーナーの一つです。
今回一般公開された艦艇の多くがヘリコプターの飛行甲板を持つものでしたが、その艦載機であるSH-60の展示も多くのギャラリーで賑わっていました。


イベントブース





