2024年の三浦半島は、鎌倉花火大会が5年ぶりに開催されるなど、コロナ禍以前のイベント開催は完全に戻ってきた一方、三浦海岸海水浴場が開設されなかったことが象徴的なように、酷暑の影響やレジャーの多様化による取捨選択がより鮮明に見られた一年でもありました。
下記のランキングは、2024年の一年間に、当サイト『三浦半島日和』を見てくださった回数が多かった、上位10件を並べたものです。ランキングの [ ]カッコ 内は、2023年の年間順位との比較を表わしています。2024年に新設したページは [－] としています。
前年と比較すると、上位10位以内はちょうど半分の5件が入れ替わりました。
2024年は、ドライブ関連の記事を強化したつもりでしたので、10位圏外を含めて、そのような記事に一定のアクセスをいただきました。
個別のスポットとしては、流行りとはかけ離れたところにあり、決して需要も多いとは言えないであろう、数多くの地域に根付いた神社やお寺を新たに紹介しました。これらはこのようなランキングとは無縁なものですし、Googleなどの検索エンジンにとっても当サイトの価値を低く評価される要因になりかねないものですが、三浦半島の魅力を整理してまとめていくことを目的の一つとしている当サイトとしては、すべて欠かすことのできないピースばかりです。
当サイト『三浦半島日和』は、なにかの公式サイトではありませんし、自治体や観光協会が提供しているウェブサイトでもありませんので、突出してアクセス数が多いページはありません。その代わり、三浦半島というエリアのスポットやイベントに対して、ある程度の網羅性はありますので、1年を通しての三浦半島に対する関心の傾向が見えてくるランキングと言えるでしょう。
2024年『三浦半島日和』年間PVランキング
第1位 三浦半島5大グルメスポット [↑]
当サイトではグルメ情報はほとんど取り扱っていません。このページは、数少ないグルメ関連のページです。
グルメ情報の需要が非常に高いことは分かっています。しかし、当サイトはニュースやレビューサイトではないことと、更新のリソースも限られているため、できるだけ普遍的な情報を扱うようにしています。スポット情報の追加がひと段落したら、なんらかの方法で充実させていきたいとは考えています。
また、このページはドライブ関連のページでもあります。2024年に追加した他のドライブ関連ページとあわせて見ていただけるとうれしいです。
第2位 横須賀 桜の名所・お花見スポット22選＆桜まつり情報 [↑]
いくらレジャーの多様化が進んでも、お花見の文化は、日本人の春には欠かすことのできない、DNAレベルで織り込まれている行事なのでしょう。
米海軍横須賀基地や自衛隊の関連施設など、他の地域ではなかなか見られない桜スポットが多いのは、横須賀ならではのお花見の魅力と言えます。
第3位 三浦半島の花火大会 [↑]
お花見と同じように、花火大会もまた、いつの時代も日本人が大好きなイベントの一つと言えるでしょう。
コロナ禍以前に戻った2024年の三浦半島の花火大会でしたが、花火大会の宿命として、天候の影響でどうしても中止となってしまう大会もあります。残念ながら、2024年は浦賀と横須賀市西地区（武山駐屯地）の花火大会が中止になってしまいました。
主催者の負担が非常に大きなイベントのはずですので、物価高騰が続く昨今では中止となる花火大会も増えたと聞きます。そんななか、三浦半島の花火大会はどこも継続して開催していただけていることに、地域の方々の熱意を感じます。
第4位 鎌倉花火大会 [－]
5年ぶりの開催となった鎌倉花火大会は、地域の人たちにとっても、観光客にとっても、待ちに待ったイベントだったことでしょう。
前回大会は当サイト立ち上げ前でしたので、鎌倉花火大会のページは2024年に、開催が発表されてから新規に公開しました。
花火大会のページは一年間のうち、ごくわずかの期間しか見てもらえません。にもかかわらず、年間4位に入るほどでしたので、注目度が高かったことが分かります。
第5位 三浦半島 水がキレイな海水浴場・透明度バツグンのビーチ5選 [↑]
当サイトでは、ビーチ/海岸関連は、各スポット個別のページ以外にも、まとめページをいくつか用意しています。そのようななかでもっともよく見ていただけたのが、このキレイさや透明度にスポットを当てたページです。
一般的には、アクセスがしにくい場所ほど自然環境は良い傾向にありますが、無理なくアクセスでき、周辺に駐車場や公衆トイレなどのアメニティも用意されている場所のなかから紹介しています。
第6位 三浦半島ドライブで走りたい道7選 [↑]
2024年に新規に公開したページではありませんが、2024年に力を入れたドライブメインのページのなかでは、もっとも見ていただけたページです。ドライブルートの紹介でも、ドライブスポット紹介でもない、その中間のような内容で、それぞれの都合に合わせて、いくつかの道を組み合わせて走ってもらうことを想定しています。
モデルコースのようなものに需要があるのは分かりますが、定番スポットばかりではなく、自分なりのお気に入りのルートやスポットを見つける楽しさも味わってもらいたいという思いがあります。
第7位 三浦海岸桜まつり [↓]
ソメイヨシノに代表される昭和期に多く植栽された桜の品種は、開花のピークが1週間もありません。一方で、河津桜は1ヶ月近く楽しめます。そのため、近年はいろいろな場所で河津桜を見かけるようになってきました。
首都圏近郊では三浦海岸の河津桜の取り組みが早かったため、今では初春の三浦半島では最大の人気スポットとなりました。
また、ソメイヨシノなどと比べて開花時期が早いこともあり、他の桜の名所のピークと被らないことも、多くの関心を集める理由の一つです。
すっかり三浦半島の早春の風物詩となった河津桜は、取り上げているサイトの数も多く、2023年の年間1位から大きく順位を下げることになりました。それでも、紹介内容の充実度には自信があるものの一つです。
第8位 鎌倉の最強パワースポット [↑]
鎌倉にはパワースポットと呼ばれているような場所が数多くありますが、そのなかから10ヵ所を厳選して紹介しているページです。内容は毎年少しずつ変えています。2024年は、干支にちなんで、龍神パワーに焦点を当てて紹介しました。
ベタな内容と言われればそのとおりなのですが、たまにはそのような記事も書きたくなります。
第9位 米海軍横須賀基地（ベース） [↓]
米海軍横須賀基地（ベース）も、前年のランキング上位から大きく順位を落としたページの一つです。要因はいろいろとありますが、イベントページ等を別ページに分けていったことも理由の一つでしょう。
そのようなものの一つに、よこすか開国花火大会の米海軍横須賀基地内での観覧ガイドのページがあります。観覧スポットを限定した案内はそこまで需要が高いわけではありませんが、基地内の観覧場所を地図と写真付きで紹介しているのは、当サイトならではのものと言えるでしょう。
