よこすか開国花火大会は横須賀市内で最大規模をほこる、人気の花火大会です。
2024年のよこすか開国花火大会の打ち上げ発数は、前回の約5,000発から倍増されて約10,000発となり、横須賀だけでなく、三浦半島でも最大規模の花火大会となります。
定番の観覧スポットは海沿いのうみかぜ公園や三笠公園ですが、高台から花火を見下ろせる平和中央公園もオススメです。うみかぜ公園と三笠公園の場所取りは、当日8時以降に可能です。それ以前の場所取りは撤去されますのでご注意ください。
2024年のよこすか開国花火大会の有料観覧席は、うみかぜ公園の一部エリアに設けられます。
米海軍横須賀基地(ベース)内は、一部の場所は混雑しますが、出入口から離れたエリアではゆったりと観覧できるため、穴場スポットと言えます。
※米海軍横須賀基地(ベース)内の花火観覧スポットは、以下のリンク先をご覧ください。
打上会場からは少し離れますが、横須賀市街地から東京湾沿いに弓なりに続く大津港周辺や馬堀海岸方面から見られるのも、よこすか開国花火大会の特徴の一つです。
2023年に引き続いて、2024年のよこすか開国花火大会も、夏ではなく秋の開催となります(2023年は中止)。2024年も花火大会と同日に米海軍横須賀基地(ベース)が一部開放されるイベント「ヨコスカフレンドシップデー」(2024年は事前申込制ではありません)が開催されます。基地内から花火を見られるのも横須賀ならではです。
INDEX
よこすか開国花火大会の主な観覧場所まとめ
よこすか開国花火大会を見られる定番&穴場の観覧場所スポットの特徴やアクセス方法などの詳細については、「条件から探す」または「地図から探す」のリンクをタップまたはクリックして、記事後半をご覧ください。なお、各スポットまでのアクセスにかかる所要時間は、通常時のものです。花火大会当日は、各スポット周辺は混雑しますので、1.5倍~2倍程度は所要時間がかかると見込んでおいてください。
条件から探す
花火観覧スポット | 有料観覧席 | 無料観覧エリア | 打上会場からの距離 | 屋台の出店 ※ |
---|---|---|---|---|
うみかぜ公園 | ○(一部エリア) | ○ | ◎ | ○ |
三笠公園 | ― | ○ | ○ | ○ |
米海軍横須賀基地(ベース) | ― | ○ | ○ | ○ |
平和中央公園 | ― | ○ | ○ | ― |
大津地区高潮対策護岸 | ― | ― | ○ | ― |
馬堀海岸 遊歩道 | ― | ○ | △ | ― |
地図から探す
マップは、スマートフォンやタブレットでは二本指で操作できます。
よこすか開国花火大会の屋台情報
よこすか開国花火大会では、例年、三笠公園通り、うみかぜ公園、米海軍横須賀基地に大規模な屋台の出店があります。いずれも主催者が観覧場所として指定しているエリアにありますので、近くには仮設トイレなども設置されます。
ヨコスカフレンドシップデーの会場となる米海軍横須賀基地への入場は、2024年は事前申込制ではありません(基地指定の身分証明書の提示は必須)。日本のお祭りとはまったく異なるアメリカの雰囲気を楽しめる屋台が出店しますので、こちらもおすすめです。
また、よこすか開国花火大会の主要な観覧場所の最寄り駅である横須賀中央駅周辺は、三浦半島イチの繁華街のため、花火大会当日は飲食店の店先でテイクアウトのメニューを販売するお店も多いです。混雑が避けられない観覧場所周辺の屋台へ向かう前に、地元グルメを味わえる駅周辺の飲食店に立ち寄ってみるのもオススメです。
よこすか開国花火大会の有料観覧席情報
2024年のよこすか開国花火大会は、以下のとおり有料観覧席が設けられます。
場所
- うみかぜ公園(一部)
新港埠頭内 3号岸壁・・・ノジマモールと横須賀フェリーターミナルの間 ※2023年実績大津地区高潮対策護岸(一部)・・・ドン・キホーテ横須賀店やユニクロ横須賀大津店の裏側※2023年実績
※大津地区護岸の一部エリアは、横須賀市民限定の花火観覧場所(無料、事前申込制)として夜間開放されます。
席数
合計1,620席
価格
一般5,000円
早割4,500円 8月15日(木)12:00~8月29日(木)23:59
販売開始日
2024年8月15日(木)12:00~
詳しくは公式サイトをご覧ください。
よこすか開国花火大会・定番の観覧場所
うみかぜ公園【一部有料観覧席(事前申込制)】
うみかぜ公園の一部エリアは有料観覧席となります
例年、よこすか開国花火大会の打ち上げ場所は、うみかぜ公園の目の前の海上からになります。そのため、うみかぜ公園はよこすか開国花火大会の特等席と言え、もっとも人気の観覧スポットの一つです。
水上花火を見たい場合はできるだけ海沿いの観覧場所を確保する必要がありますが、あまりこだわらないのであれば、うみかぜ公園の園内のどこからでも、じゅうぶんキレイに見られます。
※うみかぜ公園の海沿いの通路は有料観覧席となります。芝生広場などは無料観覧エリアです。
※うみかぜ公園の場所取りは、当日8時以降に可能です。それ以前の場所取りは撤去されますのでご注意ください。
アクセス
京急線「県立大学駅」より徒歩約15分
または、JR横須賀線「横須賀駅」、京急線「横須賀中央駅」より、京急バス「平成町循環」行きで『リヴィン前』下車、徒歩約2分
三笠公園
三笠公園は、よこすか開国花火大会の打ち上げ場所方面に開けた公園のため、毎年定番の観覧場所になります。特等席は海沿いのエリアですが、船の陰になってしまう記念艦三笠の横以外は、園内のどこからでも花火がよく見えます。
三笠公園は米海軍横須賀基地(ベース)に隣接していますので、昼間は基地内で楽しんで、夜は三笠公園で花火の鑑賞をするということも可能です。
※横須賀新港、フェリーターミナルでは観覧できません。(過去の実績より)
※三笠公園の場所取りは、当日8時以降に可能です。それ以前の場所取りは撤去されますのでご注意ください。
アクセス
京急線「横須賀中央駅」より徒歩約15分
米海軍横須賀基地(ベース)
基地指定の身分証明書の提示が必須
例年、よこすか開国花火大会当日に、米海軍横須賀基地(ベース)も基地の一部が一般開放されるイベント「ヨコスカフレンドシップデー」が開催されます。日本にいながら本場アメリカのBBQグルメを味わえるなど、横須賀ならではの楽しみ方ができます。
基地内には、コサノ・パークやバーキー・フィールド周辺など、花火の観覧に適した場所がたくさんありますが、鑑賞条件が良い割には、うみかぜ公園や三笠公園などの他の人気スポットほどは混雑しないのも、米海軍横須賀基地の特徴です。
米海軍横須賀基地への入場は、入場時間の指定がある事前申込制となりますので、ご注意ください。また、基地への入退場は、三笠公園内のゲートからになります。
アクセス
三笠公園内ゲート / Mikasa Park Gate(三笠公園の一番奥)まで
京急線「横須賀中央駅」より徒歩約20分
米海軍横須賀基地内のよこすか開国花火大会の観覧スポットについては、リンク先の記事をご覧ください。
平和中央公園
平和中央公園は、京急線の横須賀中央駅から徒歩15分ほど(ずっと坂を登ります)の場所にある、東京湾を見下ろす高台の公園です。元々「中央公園」として親しまれていた公園で、よこすか開国花火大会の観覧スポットとして人気がありました。2021年4月にリニューアルオープンして「平和中央公園」と名前が変わりましたが、キレイに整備されて、花火もより見やすい場所になりました。
一部の水上花火は、ビルの陰に隠れて見えにくいものもありますが、それ以外の花火はバッチリ見えます。(このページのカバー写真も、中央公園から撮影した写真を使用しています)
アクセス
徒歩の場合
京急線「横須賀中央駅」または「県立大学駅」から徒歩約15分(「横須賀中央駅」からのほうが道は分かりやすいですが、「県立大学駅」のほうが圧倒的に空いています)
バス利用の場合
京急線「横須賀中央駅」から、京急バス「衣笠駅」方面行か、「長井」行、「横須賀市民病院前」他の「三崎口駅」方面行に乗車して『文化会館前』下車、徒歩約7分
よこすか開国花火大会・穴場の観覧場所
よこすか開国花火大会は、北は米海軍横須賀基地(ベース)から、南は馬堀海岸まで、横須賀市街の東京湾沿いであれば広い範囲で見ることができます。
ヴェルニー公園などの米海軍横須賀基地より北側または西側は、間に横須賀の中心市街地を挟むかたちになりますので、観覧場所としては適していません。花火の打上場所からは離れますが、高台に上がればよく見られる場所はあります。
一方、南側は、打ち上げ場所から離れていても、ゆるやかに弧を描く、弓なりに続く東京湾の海岸線沿いで見やすい場所があります。東京湾沿いの海沿いでも、海辺つり公園などの、打ち上げ場所とは反対側に開けた場所はあまりオススメしませんが、打ち上げ花火が見えないことはありません。
ここからは、よこすか開国花火大会の打ち上げ場所方面に開けた、穴場の観覧場所をご紹介します。
大津地区高潮対策護岸
大津地区高潮対策護岸は、海辺つり公園から大津漁港までの東京湾沿いに整備された、全長500mほどの護岸です。ドン・キホーテ横須賀店の裏側にあたります。
大津地区高潮対策護岸は、よこすか開国花火大会の打ち上げ場所への眺望も良い場所です。打ち上げ場所からは少し離れていますが、さえぎるものがなく、花火の全体像を見ることができます。
(PCではこの右側、スマートフォンでは下側で紹介している花火の写真は、大津漁港寄りにある大津地区1号護岸遊歩道(大津港新堤防)から撮影したものです。拡大していますので、そこまで花火が大きく見えるわけではありません)
アクセス
京急線「京急大津駅」より徒歩約10分または「堀ノ内駅」より徒歩約12分
馬堀海岸 遊歩道
馬堀海岸は、1.5km以上に渡ってほぼ一直線に遊歩道(ボードウォーク)が続いています。花火の打ち上げ場所からは離れますが、ほとんど近隣の住民しか訪れませんので、混雑した場所が苦手な場合は空いていて良いかもしれません。
ただし、打ち上げ場所から離れすぎてしまうとあまりにも小さい花火を見ることになってしまいますので、なるべく大津寄り(西側)の場所が良いでしょう。
※馬堀海岸周辺は繁華街ではなく住宅街ですので、盛り上がりすぎないように気をつけましょう。
アクセス
京急線「京急大津駅」または「馬堀海岸駅」より徒歩約10分