県立観音崎公園の花の広場は、横須賀最大の河津桜スポットです。絶対的な本数では三浦海岸エリアには及びませんが、県立観音崎公園の河津桜は広々とした芝生広場の一角に植栽されていますので、雰囲気がぜんぜん違います。いろいろな角度から自由に桜をたのしめるのも、公園のお花見スポットならではです。
県立観音崎公園・花の広場の河津桜は、五分咲き~八分咲きくらいで、見ごろです!
河津桜は満開になるころに前後して、かなり葉っぱが目立つようになってきます。そのため、鮮やかなピンク色の河津桜をたのしみたい場合は、八分咲きくらいの今の時期が、もっともキレイに見られるんです。
県立観音崎公園・花の広場では、広範囲に河津桜が植栽されていますが、とくに、鴨居3丁目の住宅地側(海岸方面から登って来た場合、広場を下った先)の開花が進んでいます。
初回のレポートよりお伝えしているように、県立観音崎公園・花の広場は、三浦海岸の河津桜より1週間分程度、開花が進んでいます。現在、三浦半島でもっともおすすめの河津桜スポットです!
※このページの開花状況は、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。

2月22日~24日は「観音崎公園さくらまつり」が開催
県立観音崎公園・花の広場では、2月22日(土)・23日(日)・24日(月・振休)の3日間、「観音崎公園さくらまつり」が開催されます。地元の鴨居中学校・美術部の作品展やドッグランの設置、フードトラックの出店などが予定されています。


ヒヨドリvsメジロの河津桜をめぐる争い

前回のレポートでもメジロの様子をお伝えしましたが、この日は、ヒヨドリが積極的に活動していました。もちろん、メジロもたくさん見られるのですが、より身体のサイズが大きい分、なわばり争いではヒヨドリが優勢です。
とは言え、これだけ咲きほこっていればあきらかに需要より供給が多いはずで、ヒヨドリが欲張りなだけのようでした。


【参考】県立観音崎公園の満開の河津桜
※2024年の満開の河津桜のムービーです。
県立観音崎公園・花の広場のアクセス方法
花の広場は丘の上にあるため、アクセスしにくいというハンデがあるものの、最盛期でも三浦海岸の河津桜ほどは混まないのもうれしいところです。
県立観音崎公園の第1・第2駐車場や観音崎バス停のある観音崎の中心地から20分くらい、横須賀美術館からは15分くらいです。どちらも、ほぼ上り坂です。ただの山道ではなく、所々にレンガ造の砲台跡などの戦争遺跡が残っている、横須賀らしいハイキングをたのしめます。
県立観音崎公園のものではありませんが、花の広場のすぐ隣りにはコインパーキング(鴨居3丁目の住宅地側)もあります。ただ、月極駐車場との併用ということもあり、駐車可能な台数は少なく、桜の季節に関わらず、満車になっていることが多いです。
最寄りのバス停は、浦賀駅と観音崎を結んでいるバスの、堀田バス停です。堀田バス停から花の広場までは、10分くらいです。こちらはハイキングコースではなく、住宅地の中の坂道を登って行くことになります。