葉山あじさい公園は、約3,000株のあじさいが植えられている、葉山を代表するあじさいの名所です。小さな公園ですのでスケール感はありませんが、ちょうど満開の時期に訪れると、まるで公園全体があじさいで覆われているようです。
葉山あじさい公園の魅力は、なんと言いましても、葉山の海を借景にしたあじさいを楽しめる点が大きいでしょう。上段の広場(展望広場)からは、葉山灯台(裕次郎灯台)と名島(菜島)の赤い鳥居、遠くに江の島や天候次第では富士山も望むことができます。
※開花状況や今後の見通しは、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。
上段の広場周辺のあじさい<五分咲き以下>

6月5日現在、葉山あじさい公園・上段の広場(展望広場)のあじさいは、早咲きの株から開花中です。全体としては、五分咲き以下です。海に面した側のあじさいも、それほど多くは咲いていません。
「五分咲き以下」と表現したのは、現時点で、蕾~色づきはじめの、もうすぐ見ごろを迎えそうな株がそれほど多くみられず、今年は最大でどれくらい咲くのか判断できなかったためです。
例年、葉山あじさい公園のあじさいは、6月下旬~7月初旬まで楽しめることが多いですので、これからの生育に期待したいです。


下段の広場周辺のあじさい<ほぼ満開>

上段の広場(展望広場)前方から一番下までくだった先にある下段の広場でも、あじさいが見られます。こちらはガクアジサイが中心で、ほぼ満開です。ただ、眺望がまったくない場所ですので、「葉山のあじさい公園」というイメージとはギャップがあると思います。
下段の広場は、あまり積極的には剪定をしていないためか、どのあじさいの株も大人の背丈ほどの高さまで伸びています。蚊などの虫も多いですので、虫よけスプレーがあったほうが良いでしょう。
