猿島航路は、横須賀の中心市街地と東京湾最大の無人の自然島・猿島を結ぶ、唯一の定期航路です。横須賀市街地側の港は、三笠公園にあります。チケットはその近くの三笠ターミナルで購入します。
猿島航路の所要時間は、約10分ほどです。三笠桟橋から出航すると、見る見るうちに猿島が大きくなっていって、あっという間に到着してしまいます。
また、猿島航路は東京湾を行き交う船が通る浦賀水道航路よりだいぶ本土寄りに位置していますので、基本的に、他の船とすれ違ったり近づいたりということもありません。三笠公園の岸壁に係留(固定)されている記念艦「三笠」(かつての戦艦「三笠」)を海側から見ることができるのは、猿島航路ならではの景色です。
猿島航路のフェリー
猿島航路に使用されているフェリーは小型のクルーズ船です。(2023年11月現在、定員150名の「シーフレンド1」、定員236名の「Seafriend ZERO」、定員280名の「Seafriend8」のいずれか)
基本的に乗船は人のみで、車はもちろん、バイクや自転車は乗船できません。車椅子の乗船は可能です。また、ケージに入れていても、ペットの同伴はできません(介助犬、盲導犬は除く)。