音楽に合わせて噴水のパターンが変わる音楽噴水池や、昼間はさざなみの音、夜にはライトアップされるさざなみの階段など、水辺にいることが心地良い公園です。
園内には日露戦争の日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を撃破した際に、東郷平八郎司令長官率いる連合艦隊の旗艦だった戦艦三笠が、「記念艦三笠」として展示されています。
現存する旧日本海軍の唯一の軍艦で(特務艦としては「宗谷」も現存)、「世界三大記念艦」の一つに数えられています。
艦内では日露戦争関連の資料の展示や艦長室などの見学ができます。
隣接する新三笠桟橋からは、東京湾最大の無人の自然島・猿島へ渡る船が出ています。
三笠公園は日露戦争で活躍した記念艦三笠が保存されている公園で、「日本の都市公園100選」「日本の歴史公園100選」に選出されています。
三笠公園と記念艦三笠は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため2021年8月23日(月曜日)から休園・休館していましたが、10月1日(金曜日)より再開しました。
INDEX
「水と光と音」がテーマの公園

海に面した公園には、大きなアーチを描くモニュメントや野外ステージがある芝生広場や、音楽に合わせて変化する噴水や壁泉などがあり、「水と光と音」がテーマになっています。
公園からは、猿島や米海軍横須賀基地などを見渡すことができます。


いろいろなモニュメントがたのしい三笠公園通り
横須賀の中心街から三笠公園に通じるアプローチの通りには人工的な小川が流れていて、公園に入る前から水辺を感じることをできます。この三笠公園通りにはいろいろなモニュメントが飾られています。
「めだかの学校」童謡碑

童謡「めだかの学校」の作詞者・茶木滋は、1910年(明治43年)1月、横須賀市汐入で生まれました。その縁で碑文が設置されています。
帆船「日本丸」のモニュメント

大型練習帆船「日本丸(二代)」は、横須賀市にあった住友重機械工業浦賀工場で造られました。この「日本丸」のメインマスト部分を1/3のスケールで再現したモニュメントが、三笠公園通りに建っています。
灯台型電話ボックス

今ではまちなかで公衆電話自体見かけることが少なくなりましたが、ここには灯台のかたちをしためずらしい電話ボックスがあります。
公園に隣接する新三笠桟橋は猿島への玄関口

三笠公園の隣には三笠ターミナル/猿島ビジターセンターと新三笠桟橋があり、東京湾最大の無人の自然島・猿島に渡るための玄関口になっています。