鎌倉の黄葉の見ごろは、例年11月中旬から12月上旬までです。鎌倉をはじめとした南関東は、本州でもっとも遅くまで黄葉をたのしめる場所として知られていて、鎌倉でも場所や気候によっては年末まで見ごろが続くという年もあります。
鎌倉の黄葉の特徴は、古都の歴史ある寺社に、樹齢数百年といわれる大銀杏がたくさん残っていることです。
そんな、鎌倉の歴史を目の当たりにしてきたイチョウの名所を、3つのエリアに分けてご紹介していきます。
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源氏山公園・長谷エリア
源氏山公園と長谷エリアは少し離れていますが、鎌倉市街の西側のエリアとして、まとめてご紹介します。また、源氏山公園と長谷エリアは、葛原岡・大仏ハイキングコースでつながっているため、ハイキングがてらに散策しやすい組み合わせでもあります。
葛原岡神社
- 源氏山公園のもっとも北側に位置する葛原岡神社周辺では、鳥居やこもれび広場などで、大きなイチョウが見られます。
- 葛原岡神社は、葛原岡・大仏ハイキングコースで北鎌倉・浄智寺方面とつながっていて、意外と近いため、北鎌倉エリアとあわせて散策するのもオススメです。
長谷寺(長谷観音)
- 長谷寺では、2021年11月20日(土曜日)から12月12日(日曜日)まで夜間ライトアップが実施されます。(19時まで。入門は18時半まで)
- キクやサザンカ、ツワブキなど、季節の花々も一緒にたのしめます。
御霊神社(権五郎神社)
- 樹齢約400年といわれる、夫婦銀杏が有名です。江ノ電が鳥居のすぐ前を横切る狭い境内のなかで、黄葉のピークを迎えた大銀杏のインパクトは圧倒的です。