スポンサーリンク

御霊神社(権五郎神社)| 目の神様として有名な鳥居のすぐ前を江ノ電が走る鎌倉の古社

御霊神社(権五郎神社)・境内のすぐ前を横切る江ノ電(撮影日:2018.03.28) 鎌倉
御霊神社(権五郎神社)・境内のすぐ前を横切る江ノ電(撮影日:2018.03.28)
三浦半島日和おすすめ記事

鎌倉・坂ノ下にある御霊神社ごりょうじんじゃは、たしかな創建時期は分かっていませんが、鎌倉幕府成立前の平安時代からある神社です。
当初は、相模国鎌倉郡を中心に活躍した、鎌倉・梶原・村岡・長尾・大庭関東平氏の先祖の霊を祀っていました。その後、鎌倉権五郎景政の武勇が名高いため、景政を祀るようになり、「五霊」が「御霊」に転じたと言われています(諸説あり)。そのため、御霊神社は「権五郎神社ごんごろうじんじゃ」という通称でも親しまれています。

鎌倉権五郎景政は平安時代に活躍した武士で、16歳の時、源義家に従って後三年の役に従軍した際には、左目を射抜かれながらも敵を倒したというエピソードが伝わっています。
この逸話が転じて、権五郎景政を祀る御霊神社は、眼病平癒のご利益がある、目の神様として親しまれています。

景政の武勇は後々の時代にも語り継がれ、武士たちが手玉石(約105kg)と袂石(約60kg)を使って力比べをしたと言われています。御霊神社の境内には今も、この二つの石が祀られています。

例年9月の祭礼で行われる面行列「面掛行列」は、全国的に希少となった中世の「伎楽ぎがく面風流」に起源があるとされ、県指定無形民俗文化財に指定されています。

主祭神鎌倉権五郎景政かまくらごんごろうかげまさ
旧社格等旧村社
創建不詳
(平安時代後期)

御霊神社(権五郎神社)は、鳥居のすぐ前を江ノ電が走っていて、とても鎌倉らしい風景を感じられます。
※撮影する際は、線路内に立ち入ったり電車の運行を妨げるような行為はおやめください。なお、2023年5月現在、御霊神社(権五郎神社)の境内は撮影禁止となっています。

御霊神社(権五郎神社)では、境内での撮影が禁止されています。(2023年12月現在)

スポンサーリンク

四季が凝縮された境内

御霊神社(権五郎神社)・社殿前の桜(撮影日:2018.03.28)
御霊神社(権五郎神社)・社殿前の桜(撮影日:2018.03.28)

御霊神社は小さな境内ですが、春の、初夏のあじさい、秋にはイチョウの黄葉と、四季ごとに味わい深い印象を与えてくれます。
は社殿のまわりで見られます。あじさいは、江ノ電の線路沿いで見られる他、例年、境内に数多くの鉢植えが並べられます。

▼その他の鎌倉の桜の名所はこちら▼

【2024 No.6】特集 | 鎌倉桜の名所
スポンサーリンク

境内のすぐ前を江ノ電が走る

御霊神社(権五郎神社)・境内前のアジサイと江ノ電(撮影日:2023.05.31)
御霊神社(権五郎神社)・境内前のアジサイと江ノ電(撮影日:2023.05.31)

御霊神社の境内は江ノ電の線路に接していて、鳥居の前にすぐ踏切があります。
似たようなロケーションは北鎌倉の円覚寺とJR横須賀線の踏切にも見られますが、御霊神社のほうが小ぢんまりとしていて、線路までが近く、より一体感があります。

▼その他の鎌倉のあじさいの名所はこちら▼

【2024 No.10】特集 | 鎌倉あじさいの名所
スポンサーリンク

御霊神社の御神木・たぶの木

御霊神社(権五郎神社)・御神木たぶの木(撮影日:2018.03.28)
御霊神社(権五郎神社)・御神木たぶの木(撮影日:2018.03.28)

御霊神社(権五郎神社)の境内に立つ御神木のタブノキは、樹齢約400年と言われ、「かながわの名木100選」や鎌倉市の天然記念物に指定されています。

スポンサーリンク

夫婦円満・家内安全・子宝安産のシンボルとなっている夫婦銀杏

御霊神社(権五郎神社)・夫婦銀杏(撮影日:2023.12.08)
御霊神社(権五郎神社)・夫婦銀杏(撮影日:2023.12.08)

御霊神社の境内には、イチョウの大木もそびえています。晩秋に黄金色に色づくと、境内の外からでもよく目立ちます。
とくに、雌雄並んでそびえ立つイチョウは「夫婦銀杏」と呼ばれていて、毎年多くのギンナンの実を結ぶことから、夫婦円満・家内安全・子宝安産のシンボルとされています。

▼その他のイチョウの名所はこちら▼

【2023 No.11】特集 | 晩秋の鎌倉・イチョウの黄葉

鎌倉や三浦半島エリアの「御霊神社」

御霊神社」という名前の神社は、全国的にはメジャーな社名ではありませんが、鎌倉を中心に三浦半島などのその周辺地域に多く分布しています。

藤沢・宮前の御霊神社は、平安時代中期の940年(天慶3年)に、村岡五郎良文平良文)が平将門討伐の戦勝祈願のために、京都の御霊神社を勧請したのがはじまりと伝えられています。村岡五郎良文は、鎌倉を中心に活躍した鎌倉・梶原・村岡・長尾・大庭の5氏や、これら5氏とも関係の深い三浦氏などの先祖にあたる武将です(諸説あり)。

藤沢・宮前の御霊神社の由緒によれば、鎌倉・坂ノ下の御霊神社(権五郎神社)を含む鎌倉周辺の御霊神社は、村岡五郎良文が創建した藤沢・宮前の御霊神社から分社したものとされています。良文の子孫にあたる氏族の繁栄と勢力地域の広がりとともに、周辺地域にも御霊神社が広がっていったことが考えられます。

御霊神社(権五郎神社)周辺の見どころ

成就院
成就院じょうじゅいんは「鎌倉七口」の一つである極楽寺坂切通にある、参道から鎌倉のまちなみが一望できる、眺望の素晴らしい寺院です。以前は鎌倉でも有数のアジサイのお寺として知られていましたが、参道沿...
極楽寺坂切通
極楽寺坂切通は、鎌倉の長谷・坂ノ下と、極楽寺や七里ヶ浜、藤沢方面を結ぶ古道です。「極楽寺切通し」と表現される場合もあります。「鎌倉七口かまくらななくち(鎌倉七切通)」の一つに数えられていますが、七つ...
長谷寺(長谷観音)
長谷寺はせでらは「長谷観音」の名で親しまれている、奈良時代に創建されたと伝わる、鎌倉有数の古刹です。本尊の十一面観世音菩薩像は木彫仏としては日本最大級の仏像です。十一面観世音菩薩像が安置されてい...
光則寺
光則寺こうそくじは、長谷寺の北側のすぐ隣りに位置する、日蓮宗の寺院です。桜やアジサイなど、花の寺として知られています。とくに本堂前のカイドウ(海棠、花海棠)は、樹齢200年を越えると言われる巨木...
甘縄神明神社
甘縄神明神社あまなわしんめいじんじゃは、奈良時代に行基が草創したと伝わる、鎌倉市最古の神社で、長谷の鎮守です。昭和初期までは「甘縄神明宮」という名前だったため、現在でもそのように呼ばれることがあ...

DATA

住所 鎌倉市坂ノ下4-9
アクセス
行き方

江ノ電「長谷駅」より徒歩約5分

駐車場 なし
営業時間

収蔵庫 9:00~17:00
※参拝は24時間可能

料金

<収蔵庫>
大人100円
小中高生50円
※参拝のみは無料(志納)

電話番号 0467-22-3251
ウェブサイト https://www.kanagawa-jinja.or.jp/search_dtl.php4?jid=398&cd=1205011&scd=&npg=0&PHPSESSID=4bafb7d21e6270d29565798cee595deb
※このページに掲載している内容は、予告なく変更となっている場合があることをご了承ください。

error: 申し訳ありません。コピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました