三浦海岸の河津桜は、京急線の線路沿いの桜並木も小松ヶ池公園も、ほぼ満開です。河津桜は満開になるころにはかなり葉っぱが出てきます。先週の八分咲きのころのピンク色一色の風景とは少し変わってきています。
遠めから見ると複雑な色に見えますので、写真映えしないと思われるかもしれません。ですが、近づいて見ると、華やかさとボリューム感から、まさに今が満開ということを実感できるはずです。
ピンク色一色の風景も美しいですが、ピンク色の花にフレッシュな緑色の葉がアクセントになっている姿こそ河津桜の特徴と言えます。できるだけアップでカメラに収めれば、河津桜らしさを残せると思います。
とは言え、全体的に見ごろと言えるのは、あと数日になるでしょう。「三浦海岸桜まつり」も、今週末、3月9日(日)までです。
※開花状況や今後の見通しは、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。
※当サイトの河津桜の開花状況では、概ね、葉が出る前の見ごろを「八分咲き」(ほぼピンク一色)、葉が出はじめの見ごろを「満開」(ピンク色+少し緑色混じり)と表現しています。
※極早咲きエリアとして紹介してきた定点①は、葉桜になったため、今回から省いています。
京急線の線路沿いの河津桜並木 開花状況

京急線の線路沿いの桜並木は、開花が早く進んでいた小松ヶ池公園入口付近は、葉が目立つようになってきています。(上の写真参照)
それに比べて、中間の見通しが良い直線部分の開花は遅れていたということもあって、まだそこまで葉は目立ちません。
下の見通しが良い直線部分の写真は、左側が1週間前の2月28日時点、右側が3月7日時点の桜並木を、ほぼ同じ構図で撮影したものです(縦の線を左右に動かせます)。そこまで大きな違いは見られません。河津桜の見ごろ時期は長いということがよく分かる、1週間の変化ではないでしょうか。
河津桜の開花状況の違いよりも、同じ曜日の同じ時間帯なのに、今週のほうがグッと人出が落ちついていることのほうが目立ちます。




小松ヶ池公園の河津桜 開花状況

小松ヶ池公園は、線路沿いの桜並木の直線部分と同じくらいの開花状況で、まだ見ごろと言える状態です。葉っぱが目立つようになってきてはいますが、まだまだピンク色のほうが勝っている状態です。
「三浦海岸桜まつり」の見どころや穴場スポットなどの詳細は、以下のリンク先をご覧ください!
※「三浦海岸桜まつり」は、河津桜の開花遅れにより、3月9日(日)までに、1週間、期間が延長されました。
県立観音崎公園の河津桜も、見ごろのピークは過ぎてきています。開花が先行していた分、葉の割合も観音崎のほうが多い印象です。
同日の三浦半島の河津桜や玉縄桜の開花状況は、以下のリンク先をご覧ください。


