長勝寺は、もとは本国寺(現在、京都市山科区にある本圀寺)という名前の寺院でした。しかし、本国寺は、南北朝時代の1345年(貞和元年/興国6年)に、室町幕府初代将軍・足利尊氏の叔父にあたる日静によって幕府のある京都に移されました。
荒廃していたその跡地に、この地の領主で、日蓮に深く帰依した石井長勝の名にちなみ「長勝寺」として復興されたのが、現在の長勝寺です。
長勝寺は、桜の名所として紹介されることはあまりない、鎌倉でも有数の穴場お花見スポットです。近所の方がふらっと立ち寄ってお花見を楽しむような場所です。
長勝寺の桜の特徴としては、枝垂れ桜が多いことが挙げられます。名木と言えるような大きな枝垂れ桜こそないものの、駐車場から山門裏にかけて多く見られます。
3月27日(金)現在、長勝寺の桜は、枝垂れ桜(しだれ桜)が一部見ごろ、ソメイヨシノは二分~三分咲き(部分的に五分咲き)くらいです。長勝寺の枝垂れ桜は、遅咲きのものが多いです。
※開花状況や今後の見通しは、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。
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参道沿いの枝垂れ桜が先行して見ごろ

長勝寺の枝垂れ桜は、参道沿いのものが先行して見ごろを迎えていました。枝垂れ桜は駐車場などでも見られますが、こちらはまだほとんど開花前です。
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ソメイヨシノは二分~三分咲き

日蓮聖人像などがある境内の中心部で見られるソメイヨシノは、あと数日で見ごろになりそうです。
長勝寺からほど近い場所にある大町の安国論寺もそうですが、このあたりは桜の季節に大混雑する鎌倉中心部とはうってかわって、落ちついてお花見を楽しめるのでおすすめです。
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