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まんだら堂やぐら群 | 150穴以上が集合住宅のように重なる鎌倉・逗子最大規模のやぐら群

まんだら堂やぐら群・丘の上から見たアップ(撮影日:2016.04.23) 逗子
まんだら堂やぐら群・丘の上から見たアップ(撮影日:2016.04.23)

まんだら堂やぐら群は、鎌倉七口の一つに数えられている、鎌倉と、逗子を経由して三浦半島各地を結ぶ名越切通にある大規模なやぐら群です。
まんだら堂やぐら群やぐらは、集合住宅のように2~4段に重なり、その数は150穴以上にのぼります。これだけまとまった数のやぐら群が良好な状態で残っている場所は、とてもめずらしいです。

やぐら」とは、鎌倉時代から室町時代に鎌倉やその周辺の崖地(人工的に造成したものも含む)に造られた、横穴式の墳墓または供養塔です。実際に被葬者が納骨されている墓の場合と、五輪塔が置かれ供養の場として築かれた場合とがあります。
寺院に伴うものや、切通などが残る鎌倉中心部とその外の淵にあたるような場所に多く築かれました。まんだら堂やぐら群がある名越切通も、鎌倉と逗子の境にあたる場所です。
鎌倉は平地が少ないため崖地を利用したのですが、誰でも「やぐら」に葬られていたわけではなく、武士や僧など一部の上流階級に限られていました。

まんだら堂やぐら群がある逗子市によって発掘調査がされてきていますが、名称の由来となった「まんだら堂」は1594年(文禄3年)の検地帳「相州三浦郡小坪郷御縄打水帳」にその名前が確認できるものの、「まんだら堂(曼荼羅堂)」がどのような建物だったかなど、詳しいことは分かっていません。
まんだら堂やぐら群がある名越切通の逗子側には日蓮宗の法性寺が、鎌倉側にも日蓮宗の安国論寺妙法寺長勝寺があるように、鎌倉時代に日蓮がこの近くの松葉ヶ谷まつばがやつに草庵を構えて布教活動を行っていたことから、これらの寺院の関連施設であった可能性もあります。

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初夏と秋冬に限定公開

保存管理の都合で、常時公開はしておらず、近年は、初夏と秋・冬それぞれ1ヶ月間程度の期間の、土・日・月曜日と祝日のみ公開しています。

まんだら堂やぐら群・平場から見た全景(撮影日:2016.04.23)
まんだら堂やぐら群・平場から見た全景(撮影日:2016.04.23)
まんだら堂やぐら群・丘の上から見た全景(撮影日:2016.04.23)
まんだら堂やぐら群・丘の上から見た全景(撮影日:2016.04.23)
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鎌倉・逗子で見られるその他の「やぐら」

まんだら堂やぐら群やぐらほど大規模なものではありませんが、以下のような場所でも、それぞれ特徴的なやぐらを見ることができます。

北鎌倉周辺(山ノ内)

源氏山周辺(扇ガ谷)

金沢街道周辺(浄明寺)

逗子周辺

DATA

住所 逗子市小坪7丁目 国史跡「名越切通」内
アクセス
行き方

●徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅(西口・久木方面)」より徒歩約30分、京急逗子線「逗子・葉山駅」より徒歩約35分
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より徒歩約30分

●逗子駅からバス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅」より京急バス「亀が岡団地循環」行きにて、『緑ヶ丘入口 』下車徒歩約8分、または、『亀が岡団地北 』下車徒歩約5分

●鎌倉駅からバス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、京急バス「緑ヶ丘入口」行きで『緑ヶ丘入口』下車徒歩約8分

駐車場 なし
営業時間

●2022年(令和4年)初夏の限定公開
4月23日(土曜日)~5月30日(月曜日)の間の土・日・月・祝日 10:00~16:00
※荒天の場合は閉鎖する場合あり

●2022年(令和4年)秋冬の限定公開の予定
10月22日(土曜日)~12月12日(月曜日)の間の土・日・月・祝日 10:00~15:00

料金

無料

電話番号 046-873-1111(逗子市教育委員会教育部)
ウェブサイト https://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/syakyou/newbunkazai/nagoe/mandara04.html
※掲載の内容は、予告なく変更となっている場合があることをご了承ください。

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