近年人気が定着して来た早咲きの桜の代表格と言えば、間違いなく河津桜と言えるでしょう。伊豆の河津町が原産の桜ですが、冬でも比較的温暖な気候が似ている三浦半島でも、ずいぶん増えてきました。
人気の理由はいくつかあります。ソメイヨシノより早い季節から見られること、見ごろの期間が長いこと、そして、花が濃いピンク色のため写真映えすること。
河津桜の見ごろ時期は、お花見にはまだ少し寒い季節ですが、宴会を楽しむというよりは、早い春を求めてちょっとお出かけという楽しみ方をする人が多い気がします。
まさに、タイパと映えることが重要視される現代にピッタリの花と言えます。
三浦半島で、河津桜の次に多く見られる早咲きの桜と言えるのが、玉縄桜です。玉縄桜は鎌倉原産(大船フラワーセンター)と言うこともあって、とくに鎌倉で多く見られます。
玉縄桜はソメイヨシノとよく似ているため、早咲きのソメイヨシノと間違われることもありますが、桜の品種としては別物です。
河津桜と玉縄桜の違いは難しくありません。まず、見た目がまったく違います。河津桜の花は濃いピンク色なのに対して、玉縄桜の花は薄いピンク色です。
開花時期もズレています。概ね、河津桜の開花は2月上旬から3月上旬にかけてなのに対して、玉縄桜の開花は2月下旬から3月中旬にかけてです。河津桜、玉縄桜、そしてまだまだ桜の代名詞と言えるソメイヨシノは、開花のピークがきれいにズレていますので、それぞれのお花見スポットをめぐれば、2ヵ月にわたって桜を楽しめるということになります。
この特集記事では、そんな早咲きの河津桜と玉縄桜を楽しめる、三浦半島のお花見スポットをご紹介しています。各スポットの詳細は、以下のリンク先からご覧ください。
季節の花の開花状況は Instagram & X で配信中!!
三浦エリア
横須賀エリア
河津桜 県立観音崎公園
逗子エリア
鎌倉エリア
横浜金沢エリア
玉縄桜 瀬戸神社