横浜金沢エリアのあじさいの名所と言えば、神奈川県最大級の約2万株のあじさいが植栽されている横浜・八景島シーパラダイスが定番と言えるでしょう。「八景ブルー」という、横浜・八景島オリジナルの紫陽花があるのも特徴です。
あじさいの規模では八景島におよびませんが、金沢自然公園(金沢動物園)でも広い園内に点在する約3,000株のあじさいを楽しめます。
また、万能型の公園と言える野島公園でも、園内各所であじさいを見ることができます。
瀬戸神社のあじさいは、両手を合わせてお祈りをしているような形に仕立てた「あじさいぼんぼり」が特徴で、近くの八景島の華やかなあじさいとは対照的な、落ち着いた雰囲気のあじさいを楽しめます。
例年、横浜金沢のあじさいの見ごろは6月上旬~中旬ごろです。瀬戸神社のヤマアジサイの見ごろは早めで、5月中旬ごろから楽しめます。
2024年は、ツツジなどの春に見ごろを迎える花の開花は例年どおりか若干早めでしたので、あじさいの見ごろも同じような傾向となることが見込まれます。
マップは、スマートフォンやタブレットでは二本指で操作できます。
横浜・八景島シーパラダイス
横浜・八景島シーパラダイスでは、神奈川県内最大級の、約2万株のあじさいが植栽されていて、例年見ごろの時期には「八景島あじさい祭」が開催されます。
横浜・八景島シーパラダイスは水族館やアミューズメント施設のイメージが強いと思いますが、これらの施設を利用せず、入島するだけであれば無料です。あじさいが見られる丘の広場周辺も無料で楽しめるエリアです。
八景島の丘の広場周辺では、八景島オリジナルのアジサイ「八景ブルー」など、さまざまな品種のあじさいが植栽されているのも特徴で、無料の花の名所としても、十分に訪れる価値があります。
●住所
横浜市金沢区八景島
●入園料
※八景島への入島は無料です。水族館やアトラクションなどの利用には料金が必要になります。
●駐車場
あり(八景島の島外に複数の有料駐車場あり。A駐車場(シーパラダイスパーキング)から八景島までは徒歩約10分)
●公共交通機関
金沢シーサイドライン「八景島駅」より徒歩約5分
金沢自然公園(金沢動物園)
初夏の金沢自然公園では、ののはな館周辺や園路沿いなど、広い園内の各所で約3,000株のあじさいを見られます。定番の西洋アジサイ(ホンアジサイ)だけでなく、めずらしい品種のあじさいも植栽されています。
●住所
横浜市金沢区釜利谷東5-15-1
●入園料
入園無料(金沢動物絵は、大人500円、高校生300円、小・中学生200円)
●駐車場
あり(有料)
●公共交通機関
夏山口(金沢動物園の入口ゲート近く)まで
京急線「金沢文庫駅(西口)」より京急バス「野村住宅センター」行きで「夏山坂上」下車、徒歩約2分
正面口(公園の一番下、コアラバス発着場近く)まで
京急線「金沢文庫駅(西口)」より京急バス「能見台車庫前」行き、「京急富岡駅」行き、「横浜氷取沢高校」行き、「洋光台駅前」行きで、『市民の森入口』下車徒歩約1分
「金沢動物園」行き急行バス【土日祝日のみ運行】
京急線「金沢文庫駅(西口)」より京急バス「金沢動物園」行きで終点下車
主な紫陽花の種類
アジサイ(ホンアジサイ)
ガクアジサイ
野島公園
野島公園では、旧伊藤博文金沢別邸側の展望台登り口付近や野球場の周囲など、園内各所であじさいを楽しむことができます。野島公園のあじさいは、種類こそ多くないものの、ピンク色に色づくものが多いのが特徴です。
●住所
横浜市金沢区野島町24
●入園料
入園無料
●駐車場
あり(有料)
●公共交通機関
金沢シーサイドライン「野島公園駅」より徒歩約5分
または、京急線・金沢シーサイドライン「金沢八景駅」より徒歩約20分
主な紫陽花の種類
アジサイ(ホンアジサイ)
ガクアジサイ
瀬戸神社
瀬戸神社は、源頼朝が創建したと伝わる金沢八景の古社です。国道16号を挟んだ向かい側には、北条政子が創建した琵琶島神社も鎮座しています。
瀬戸神社のあじさいは、2011年の東日本大震災の翌月に「祈りの花」として植栽したのがはじまりです。祈りの花神苑には、111株、111種類のあじさいが植栽されています。
瀬戸神社のあじさいは、ホンアジサイやガクアジサイなどと比べて開花時期の早いヤマアジサイが中心のため、他のあじさいの名所より見ごろの時期が早いです。また、ヤマアジサイは、ボリュームや派手さはありませんは、お祈りの花としてよく合っています。
●住所
横浜市金沢区瀬戸18-14
●参拝料
無料(志納)
●駐車場
車祓のスペースのみ
●公共交通機関
京急線・金沢シーサイドライン「金沢八景駅」より徒歩約2分
主な紫陽花の種類
ヤマアジサイ
周辺の見どころ
金沢八景権現山公園(旧円通寺客殿)
龍華寺
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