鎌倉・大町の安養院は、源頼朝の妻・北条政子ゆかりのお寺です。本堂の裏手には、北条政子の墓と伝わる宝篋印塔が建っています。
安養院は鎌倉でも指折りのツツジの名所として知られています。大きく育った株が多く、それらは「おばけツツジ」などと呼ばれています。
例年、4月下旬から5月上旬ごろに見ごろを迎えると、境内の中は言うまでもなく、境内の前を通る県道311号鎌倉葉山線(大町大路)沿いもオオムラサキツツジの目にも鮮やかな紫紅色で彩られます。
5月1日現在、安養院のツツジは、平均して八分咲きで見ごろです。北条政子の墓近くのツツジや本堂横のツツジなどは、今がピークです。境内前の通り沿いのツツジは、大町四ッ角側(鎌倉駅方面)から開花が進んでいます。全体的に、陽当たりの良い場所から開花が進んでいる印象です。
これからピークを迎える株もまだ多くあり、ゴールデンウィーク中は、見ごろが続きそうです。
※開花状況や今後の見通しは、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。
大町大路沿いのツツジ


安養院境内のツツジ


本堂横にある藤棚の藤の花も見ごろです。
