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【2025年11月19日】横浜金沢・称名寺の紅葉色づき状況<境内全域で見ごろ> - 三浦半島歳時記

称名寺・紅葉色づき状況(撮影日:2025.11.19) 三浦半島 歳時記

称名寺は、横浜・金沢区屈指の紅葉の名所として親しまれています。モミジイチョウなどが、称名寺の代名詞・浄土式庭園をキレイに彩ります。モミジイチョウといった定番の他にも、ケヤキカイノキ(楷の木、孔子の木)など、紅葉を楽しめる木の種類が多いのも称名寺の特徴です。

11月19日(水)現在、称名寺の紅葉見ごろです。紅葉・黄葉する木は、ほぼキレイに色づいています。

※見ごろ情報や今後の見通しは、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。

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浄土式庭園と金沢三山の紅葉

称名寺・晩秋の金堂や反橋方面を望む(撮影日:2025.11.19)
称名寺・晩秋の金堂や反橋方面を望む(撮影日:2025.11.19)

称名寺境内は、モミジはそれほど多くありませんが、浄土式庭園の良いアクセントになっています。
また、背後の金沢三山称名寺市民の森)の紅葉も借景として楽しめます。

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阿字ヶ池ほとりの大イチョウは剪定後のためお預け

称名寺・剪定された県立金沢文庫側の大銀杏(撮影日:2025.11.19)
称名寺・剪定された県立金沢文庫側の大銀杏(撮影日:2025.11.19)

例年、晩秋の称名寺境内でもっとも存在感が大きいのが、横浜市の名木古木に指定されている、阿字ヶ池県立金沢文庫側のほとりにそびえる大イチョウ群です。しかし、これらのイチョウは剪定が行われたため、迫力ある黄葉やふかふかな落ち葉の絨毯は来年以降の紅葉シーズンまでお預けです。

仁王門鐘楼近くのイチョウは、キレイに黄葉しています。

称名寺・イチョウの黄葉と反橋(撮影日:2025.11.19)
称名寺・イチョウの黄葉と反橋(撮影日:2025.11.19)
称名寺・晩秋の鐘楼(撮影日:2025.11.19)
称名寺・晩秋の鐘楼(撮影日:2025.11.19)
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美しい樹形を楽しめるケヤキの紅葉

称名寺・ケヤキの紅葉と仁王門(撮影日:2025.11.19)
称名寺・ケヤキの紅葉と仁王門(撮影日:2025.11.19)

称名寺境内には、仁王門の周辺などにケヤキの大木も複数そびえていて、こちらの紅葉も見ごたえがあります。
阿字ヶ池県立金沢文庫側のほとりにそびえるケヤキは、ケヤキ独特の美しい樹形を楽しめます。

称名寺・県立金沢文庫側のケヤキの大木(撮影日:2025.11.19)
称名寺・県立金沢文庫側のケヤキの大木(撮影日:2025.11.19)
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カイノキは称名寺ならではの紅葉スポット

称名寺・晩秋のカイノキ(楷の木、孔子の木)の紅葉(撮影日:2025.11.19)
称名寺・晩秋のカイノキ(楷の木、孔子の木)の紅葉(撮影日:2025.11.19)

横浜や三浦半島周辺ではあまり見かけないカイノキ楷の木楷樹)の大木も、称名寺ならではの紅葉スポットです。この木は1939年(昭和14年)に植えられたものです。

カイノキは、植物学者・牧野富太郎によってクシノキ孔子の木)とも名付けられています。中国の思想家で儒教の祖である孔子の墓所に植えられていて、孔子にゆかりが深いことから、「学問の木」とも呼ばれています。
かつて、武家のための文庫「金沢文庫」があったこの地にもふさわしい樹木と言えます。

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