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称名寺市民の森 | 北条実時の墓や大橋新太郎が建てた八角堂などがある緑地公園

称名寺市民の森・八角堂広場から八景島、海の公園方面を望む(撮影日:2021.06.11) 横浜
称名寺市民の森・八角堂広場から八景島、海の公園方面を望む(撮影日:2021.06.11)

称名寺の裏山・金沢三山金沢山・稲荷山・日向山)にある緑地公園です。称名寺の背後を囲むようにあり、境内からも入ることができます。
称名寺の境内以外は住宅地がすぐそばまで迫っていて、まちに残された貴重な緑でもあります。

称名寺市民の森には、称名寺を建立した北条実時とその一門の墓や、明治から昭和にかけての実業家・政治家である大橋新太郎が建てた八角堂などがあります。

八角堂広場からは、近世まで難所として知られた、いくつもの入り江やそのすぐ近くまで迫る山々からなる三浦半島北部を一望できます。埋め立てや宅地化などの開発で地形は変わっていますが、複雑な地形にあることは今でも良く分かります。

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称名寺や金沢文庫を築いた北条実時の墓

称名寺市民の森・北条実時とその一門の墓(撮影日:2021.06.11)
称名寺市民の森・北条実時とその一門の墓(撮影日:2021.06.11)

北条実時は第4代執権・北条経時や第5代執権・北条時頼を側近として支えるなど、鎌倉幕府の要職を歴任する一方、文化人としても知られ、居館内に真言律宗の寺・称名寺を開いたり、晩年には日本最古の武家文庫・金沢文庫を設立したりしました。

その称名寺金沢文庫の裏山にあたる称名寺市民の森内に、北条実時の墓は建っています。
墓地の中央にある宝篋印塔が実時の墓で、左右の五輪塔は一門の墓と伝わっています。

称名寺市民の森・北条実時の宝篋印塔(撮影日:2021.06.11)
称名寺市民の森・北条実時の宝篋印塔(撮影日:2021.06.11)
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八角堂広場からの眺望

称名寺市民の森・野島公園、平潟湾方面を望む(撮影日:2021.06.11)
称名寺市民の森・野島公園、平潟湾方面を望む(撮影日:2021.06.11)

北条実時の660年忌にあたって、称名寺の東隣にあった海岸尼寺かいがんにじの跡地に別荘を持ち、金沢の地を気に入っていた実業家・政治家である大橋新太郎が、現在の称名寺市民の森観世音菩薩を100体配置して巡拝コースを作り、山頂には八角堂を建てました。

大橋新太郎は実業家や政治家として知られる一方、関東大震災などで被災した称名寺を復興するために尽力したり、神奈川県で最初の県立図書館である神奈川県立金沢文庫設立時には資金の半分を寄付するなど、地域の復興と発展に大きな貢献をした人物です。

八角堂は現在も残っていて、まわりは八角堂広場として称名寺市民の森の休憩場所になっています。
八角堂広場からは、八景島海の公園といった埋立地でできたまちや、野島公園平潟湾方面の、かつての六浦荘村金沢村を一望できます。

称名寺市民の森・八角堂広場(撮影日:2021.06.11)
称名寺市民の森・八角堂広場(撮影日:2021.06.11)
称名寺市民の森・大橋新太郎が建てた八角堂(撮影日:2021.06.11)
称名寺市民の森・大橋新太郎が建てた八角堂(撮影日:2021.06.11)

DATA

住所 横浜市金沢区金沢町
アクセス
行き方

●金沢文庫駅側(台の広場側)の入口まで
京急線「金沢文庫駅(東口)」より、徒歩約10分

●称名寺金堂側(観音通り)の入口、称名寺仁王門側(日向山通り)の入口まで
京急線「金沢文庫駅(東口)」より、徒歩約15分、または、京急バス「柴町」行きで『称名寺』下車
もしくは、金沢シーサイドライン「海の公園南口駅」または「海の公園柴口駅」より、徒歩約15分

駐車場 なし
営業時間

<市民の森>
日の出から日没まで

<称名寺境内>
7:00~17:00

料金

無料

電話番号 045-831-8484(南部公園緑地事務所)
ウェブサイト https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/midori_up/1mori/forest/guidemap.html
※掲載の内容は、予告なく変更となっている場合があることをご了承ください。

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