二町谷北公園 | 三崎港近くのリゾート開発予定地に面した風光明媚な穴場スポット

二町谷北公園ふたまちやきたこうえんは、三崎漁港近くの、相模湾に面した公園です。二町谷地区埋立地の北側に位置していて、300mほど続く岸壁に沿うように整備された、細長い敷地が特徴です。

岸壁沿いには浮桟橋（通常、関係者以外、立入禁止）が設けられていて、これが二町谷北公園の大きな特徴になっています。浮桟橋の手前は親水護岸になっています。親水護岸の上部は階段状になっていて、下部は大き目な砕石が敷き詰められています。

なお、二町谷北公園では釣りが禁止されています。

公園周辺はリゾート施設の開発予定地

三浦市によって埋め立てられた二町谷地区埋立地は、2022年現在、ほとんど更地ですが、リゾート地の開発が計画されています。その開発に先行するかたちで、二町谷北公園は整備されました。

二町谷北公園はまだ新しい公園のため、観光客に人気のうらりマルシェなどがある三崎漁港の中心エリアから徒歩10分ほどの場所にありながら、訪れる人は少なく、海辺の穴場の公園です。

風光明媚な穴場の公園

相模湾に面した二町谷北公園周辺は、古くから風光明媚な景勝地として知られていました。二町谷北公園の先端からは、遠くに江の島や、天候が良ければ富士山を望むことができます。

二町谷北公園駐車場の背後に見える小高い丘は、歌舞島かぶじまと呼ばれた「島」でしたが、海岸が隆起したことによって陸地と地続きになりました。さらに、歌舞島の海側には二町谷地区埋立地が整備されたため、歌舞島は完全に内陸に埋もれた「山」のようになりました。
歌舞島には、現在も歌舞島公園がありますが、海岸線から離れたこともあり、眺望はよくありません。

公園の大部分は夕方以降閉鎖

二町谷北公園の開園時間は、9:00～17:00です。夕方以降は、公園の大部分を占める埋立地の岸壁に面した部分は閉鎖されて、立入禁止となります。そのため、冬至を挟んだ日没時刻が早い、概ね10月下旬から1月下旬の間を除いて、二町谷北公園から夕日をたのしむことはできません。

埋立地の岸壁より手前の、駐車場や公衆トイレといった施設は、17時以降も利用できます。閉門されるエリアの外からは、夕日も眺められます。
二町谷北公園駐車場の営業時間は、5:00～22:00です（出庫は24時間可能）。

※いずれも、2022年9月現在の情報です。

二町谷北公園周辺の見どころ