鎌倉有数の花の寺として親しまれている長谷寺では、梅が見ごろです。さまざまな種類の、色とりどりの梅の多くが、満開か、満開に近い状態です。
長谷寺の梅は主に、山門に近い、「下の境内」の妙智池や放生池周辺で見ることができます。「上の境内」の散策路が中心のあじさいや、境内の広い範囲に散らばる紅葉と違って、コンパクトにたのしめるのもうれしいところです。
人気No.1はピンク色の枝垂れ紅梅

長谷寺では、紅梅・白梅・枝垂れ梅など、いろいろな種類の梅をたのしめます。
とくに人気が高いのが、ピンク色の枝垂れ紅梅です。色も鮮やかで、枝ぶりも見事な梅の木です。2月20日(木)現在、ピークをわずかに過ぎたくらいで、まだまだ満開といえる状況です。
この枝垂れ紅梅の隣りには赤い和傘やベンチが置かれていて、人気のフォトスポットになっています。



混雑を避けて長谷寺の梅を鑑賞できるおすすめ拝観時間
梅の季節の長谷寺は、あじさいや紅葉の季節ほどは、激しい混雑にならないことが多いです。とは言え、鎌倉を代表する観光地であることには変わりなく、空いていることはまずないと言って良いでしょう。
おすすめの時間帯は、あさ8時の開山直後か、このあとに紹介する、夜間の特別拝観です。

長谷寺の梅ライトアップは2月24日(月・祝)まで
梅が見ごろの長谷寺では、2月24日(月・祝)まで、梅のライトアップ(夜間特別拝観・最終受付18:30)を実施中です。幻想的でより華やかな、昼間とはまったく違った雰囲気を味わうことができます。昼と夜、どちらかがおすすめということはなく、時間が許せば、長谷寺の梅は両方たのしむべきです!
※以下の動画は2024年初春の長谷寺「梅ライトアップ」のものです。