葉山の真名瀬海岸は、三浦半島を代表する夕日の定番スポットの一つです。葉山灯台(裕次郎灯台)や名島(菜島)の鳥居、江の島、富士山といった、相模湾を代表するランドマークを一つのフレームに収めることができる場所とあって、人気があります。真名瀬海岸沿いにある「真名瀬」バス停の白い停留所もまた、フォトスポットになっています。
人気スポットなだけあって、いつも必ず、三脚を立てて撮影している人や、友人や恋人同士で遊びに来ている学生たちの、夕暮れ時をたのしむ姿が見られます。
そんな夕日の定番スポットなのに、これまであまり良い写真を残せていなかったので、夕日撮影にとって条件の良い冬の間にもう少し良いものを撮っておこうと、ここのところ何度か真名瀬海岸に訪れてみました。
結果的に、微妙な天候や撮影できた時間帯などの都合で、思うようなカットは追加できませんでした。とは言え、せっかくですので、夕方の真名瀬海岸ではこんな風景が見られますよと言う参考にでもなればと思い、いくつかその断片を残しておきます。

撮影に出かける日はそこそこ移動距離が長くなることが多く、「一眼+三脚撮影」に画質ではかないませんが、機動力重視で「コンデジ+手持ち撮影」という組み合わせのことが多くなります(このページの写真も、すべて「コンデジ+手持ち撮影」です)。
夕日の撮影の場合、日没前後の限られた時間内で完結する必要があることから、なかなか大きく構図を変えた写真を撮ることは難しいものです。しかし、真名瀬停留所・葉山灯台(裕次郎灯台)・名島(菜島)の鳥居・江の島・富士山といったランドマークを自由に組み込める真名瀬海岸でなら、身軽な機動力をいかせば、短時間でいろいろな構図の写真を撮ることも難しくありません。
そんななかで、今回、最優先と考えていた主題は、葉山灯台と夕日でした。夕日が沈む直前に、その周囲に雲がない状態が理想だったのですが、そうそううまくはいかないものです。リベンジができたら、また紹介したいと思います。


