金沢自然公園・金沢動物園は三浦丘陵北部の丘陵地に広がる、横浜市最大級の面積をほこる都市公園です(第1位の新横浜公園に次ぐ第2位)。横浜有数の紅葉の名所でもあります。紅葉とは関係のない、一部の人気スポットを除けば、ゆったりと楽しめるのでおすすめです。
金沢動物園は、世界の希少草食動物を中心に飼育されています。カラフルな紅葉・黄葉と癒し系の動物たちとをいっしょに見てまわれます。
この時期とくにおすすめなのは、オオツノヒツジといっしょに紅葉狩りをたのしめるアメリカ区です。
動物園として注目を浴びがちですが、自然豊かな園内は、純粋な紅葉スポットとしても楽しめます。金沢動物園は有料ですが、金沢自然公園は入園無料です。
金沢自然公園ではみずの谷の紅葉がおすすめです。日本庭園風の園内にたくさんのモミジが植えられていて、池の水面に映る逆さ紅葉なども見られます。また、こども広場やなんだろう坂などでも、モミジやイチョウ、トウカエデなど、さまざまな種類の紅葉・黄葉を見ることができます。
12月5日(金)現在の金沢自然公園・金沢動物園の紅葉色づき状況は、園内全域で見ごろです。イチョウはピークを過ぎていますが、モミジやカエデ、メタセコイヤなどは今がいちばんのピークです。
※見ごろ情報や今後の見通しは、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。

INDEX
晩秋の金沢動物園最大の見どころ オオツノヒツジと紅葉のコラボ

アメリカ区の傾斜地を利用した大きな岩山で飼育されているオオツノヒツジは、金沢動物園のシンボルマークにも使われている、金沢動物園を象徴するような動物です。
オオツノヒツジの広い展示場のまわりには、メタセコイヤやトウカエデと言った紅葉がキレイな木が多いので、この季節にとくにおすすめです。トウカエデの紅葉は終盤ですが、メタセコイヤはまだまだ見ごろです。
オオツノヒツジは、丸みを帯びたおしゃれな大きな角が特徴です。癒し系でありながら、カッコよさや力強さもあわせもつ、不思議な魅力の動物です。



お尻がキュートなホンシュウジカ

アメリカ区のオオツノヒツジに次いで、晩秋に華やかになるのが、イチョウ並木沿いにあるユーラシア区のホンシュウジカの展示場です。残念ながらここのイチョウはほとんど散ってしまっていますが、その落葉をホンシュウジカがおいしそうに食べている姿を見られます。
落葉を食べているときに見られる、お尻がとってもキュートなことに、たぶんホンシュウジカ自身は気づいていません。

その他の癒し系の動物たち



純粋な紅葉スポットとしても楽しめる広大な公園

動物がお目当てでなくても、この時期の金沢自然公園・金沢動物園は、純粋な紅葉スポットとしても魅力的な場所です。わくわく広場周辺のメタセコイア並木、こども広場周辺のトウカエデやケヤキ、みずの谷のモミジなど、いろいろな場所でさまざまな種類の紅葉を楽しむことができ、それらが今ちょうど見ごろをむかえています。


鎌倉の天園ハイキングコースにも直結
金沢動物園の円海山ゲートからは、ハイキングコースが、京急線の金沢文庫駅方面と鎌倉の天園ハイキングコースにつながっています。天園ハイキングコースからはさまざまな鎌倉の紅葉の名所へ行くことができますので、時間と体力がある方は、横浜と鎌倉の紅葉の名所を歩いてめぐるのもおすすめです。


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