安国論寺は、鎌倉時代の中頃に、日蓮宗(法華宗)の宗祖である日蓮が、鎌倉で布教を開始した際に草庵を結んだ場所に建てられた寺院です。日蓮はこの地で、自身の代表著作となる「立正安国論」を執筆したと言われています。
安国論寺は、しだれ桜の大木や日蓮ゆかりの妙法桜などの桜をはじめとした、季節の花々が咲き乱れる花の寺でもあります。安国論寺のある大町エリアは花の名所とされるお寺が少なめということに加え、鎌倉駅から長谷駅周辺にかけての定番観光エリアからも外れているため、鎌倉の他のエリアと比べると混雑を避けて、落ちついて参拝することができます。
3月27日(金)現在、安国論寺のしだれ桜(枝垂れ桜)はほぼ満開で見ごろです。本堂横と山門横で見ることができますが、どちらも見事に咲きほこっています。
他の桜では、オオシマザクラも見ごろです。妙法桜は開花前です。
※開花状況や今後の見通しは、公式発表のものではありません。すべて、「三浦半島日和」調べです。
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本堂横の大しだれ桜

とくに見事なのは、本堂横の大しだれ桜です。安国論寺の本堂はかなり大きな建築ですが、その本堂よりもさらに背丈が高いしだれ桜です。少し強い風が吹くと、桜吹雪がキレイです。

山門横のしだれ桜

山門横のしだれ桜は本堂横のものよりは小ぶりですが、それでもじゅうぶん迫力があります。こちらのほうが低い位置まで枝が垂れていますので、アップの写真は撮りやすいかもしれません。
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その他の安国論寺で開花中の花々
現在、安国論寺の境内では、枝垂れ桜の他にも、さまざまな花が咲いています。水仙は今が見ごろです。ツバキは終盤、ハナモモはもうすぐ見ごろです。その他、ボケや早咲きのツツジがキレイです。




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