葛ヶ浜は、逗子海岸の北側にある岩礁地帯です。浪子不動園地の前から、新宿と小坪との境にある岬・大崎にかけて続いています。ちょうど、浪子不動園地の前に建っている不如帰の碑が目印です。
普段は海中に沈んでいますが、干潮の時にだけ陸側と地続きになって、磯遊びなどをたのしむことができます。普段は海上からしか見ることができない、不如帰の碑の裏側を見ることもできます。
2024年海水浴場 | × 葛ヶ浜海岸は海水浴場ではありません ※逗子海岸は海水浴場です |
2024年海の家開設 | × |
公衆トイレ | ○ 逗子海岸駐車場(逗子海岸ロードオアシス) |
駐車場 | ○ 逗子海岸駐車場(逗子海岸ロードオアシス) |
潮の満ち引きは、気象庁のホームページ(以下のリンク先参照)などで予測を調べることができます。気象庁が公開している地点の中から、このページで紹介しているビーチにもっとも近い「油壺」のページにリンクしています。
ここで、潮位がマイナス、または、高くても10cm台になるような、磯遊びに適した干潮の日時を調べることができます。
ただし、天気予報のように、実際の潮位とは多少の誤差がありますので、注意しましょう。
INDEX
葛ヶ浜海岸の生い立ち
葛ヶ浜海岸の岩礁は、もともと海底にあった比較的平坦な岩盤が、地震によって隆起してできた隆起海食台(隆起海蝕台)と呼ばれる地形です。1923年(大正12年)の関東大震災では、相模湾沿いから房総半島にかけて同じように隆起していて、三浦半島の岩礁で多く見られる地形です。
葛ヶ浜海岸の行き方
葛ヶ浜海岸の入口は、逗子海岸の砂浜寄りの浪子不動園地前からと、それよりも大崎寄りの国道134号の伊勢山トンネル方面にあります。どちらとも、国道134号の内陸(横須賀・葉山方面の車線)側の歩道から、国道の下をくぐるかたちで海に出られます。海岸に降りる階段は、干潮以外の時は危険ですので、気をつけてください。
葛ヶ浜海岸に降りられる浪子不動園地前の入口は、「No.13」の地下通路を抜けた先にあります。
地下通路の入口付近に海でのルールも掲示されていますので、必ず守りましょう。