これまでスポット情報の充実に注力してきましたが、10月12日より、イベント情報の紹介をはじめました。システム上の改善も十分ではなく、内容も見せ方もまだまだこれからの状態ですので、暫定的な公開と言うことになります。
このタイミングに合わせたのは、三浦半島エリアで最大級のイベントである「ヨコスカフレンドシップデー」と「よこすか開国花火大会」の同日開催を週末に控えたなかで、来年以降の準備もかねて、イベントページの作成やその反応を試しておきたかったということにあります。
結果的に、これらのイベントページを中心に関連ページへの波及効果もあり、当該イベント前日（公開3日後）は53,000PV以上、イベント当日（公開4日後）は71,000PV以上のアクセスをいただきました（いずれも、サイト全体の数値）。※急上昇した主な要因は分かっていますが、ここでの言及は控えます。
これまでも、スポット情報のページの中でイベント情報を提供することはありましたが、もともとの構想としては、「スポット」と「イベント」は明確に区別して提供していくことを計画していました。しかし、たとえば、米海軍横須賀基地（ベース）を紹介したページでは、基地開放のイベント情報を目当てにしたアクセスが多く見られたため、このような状態を回避したかったというのも、このタイミングでイベント情報の提供開始に踏み切った理由のひとつです。
「スポット」と「イベント」を明確に分けた理由としましては、”横須賀・三浦・葉山・逗子・鎌倉を深く知るためのガイドブック”とうたう、当サイトのサブタイトルにも関連します。
当サイトをいちばん見ていただきたいのは、三浦半島エリアに暮らしていたり、関係を持っている方々です。その人たちには、それぞれの場所にまつわる歴史や文化、地理などをより深く知ってもらって、新たな魅力を再発見してもらいたいという思いがあります。
一方で、そのような内容では、イベントを目当てに来る人たちには情報過多な部分もありますので、イベントページは必要最低限の内容に留めて、できるだけ受け取ってもらいやすい情報量にしておきたいと考えていました。もちろん、その場所に興味を持って、より深く知りたいという方向けには、スポットページへ誘導していきたいと思いますし、そのような方が多くなるような構成にしていきたいと考えています。
このような点こそが、イベント情報に特化したサイトや、大手メディアや旅行サイトなどの観光情報にはない、当サイト「三浦半島日和」の目指しているところになります。
なお、イベントページの公開に先立ち、9月には、サイト公開以来はじめての大規模なメンテナンスを実施しました。ユーザー寄りの改善と言うよりは、主にセキュリティや管理上の都合のメンテナンスです。とは言え、サーバースペックを増強したことによって、それなりのアクセス数があっても問題が起きにくいような改善はしています。これまで利用していたサーバーは、ファイル転送量が従量課金だったり、ドル建ての支払いだったり、昨今の内外の状況により、コスト高になっていたことを改善したかったという理由もあります。
このため、9月は、スポットの新規追加も更新も、ほとんどできませんでした。
今回はイベント情報の紹介について書きましたが、当サイトはあくまで「場所ありき」、その場所の魅力を伝えていくことに主眼を置いています。
現在、三浦半島エリアの、およそ300スポットほどの紹介をしていますが、写真だけ準備をしていて文章を書けていないというような場所が、まだ、この2倍以上あります。運営者自身が、三浦半島の奥深さにあらためて驚愕している次第です。