「チャッキラコ」は、毎年小正月の1月15日に、小学生くらいまでの晴れ着姿の少女たちが家内安全・商売繁盛・大漁祈願などの願いを込めて踊りを奉納する、三崎の伝統行事です。国指定重要無形民俗文化財に風流分野として、また、ユネスコ無形文化遺産に「風流踊」として登録されています。
チャッキラコは、江戸時代にはじまった祝いの踊りが起源とされています。その発祥については、海南神社の御祭神である藤原資盈の妃・盈渡姫が庶民の娘に教えたという説と、三崎に来遊した源頼朝の望みにより少女たちが即興的に踊ったのがはじまりとする説の、二通りの説が伝えられています。
INDEX
チャッキラコの踊りの演目
「チャッキラコ」には、次の6種類の演目があります。
楽器類は使わず、演目に応じて舞扇と小さな鈴がついた綾竹を使い分け、あとは素唄と囃し言葉だけで踊るのが特徴です。
- 初いせ
- チャッキラコ
- 二本踊り
- よささ節
- 鎌倉節
- お伊勢参り
奉納場所
例年10時半ごろから奉納される、三浦の総鎮守・海南神社での演舞がもっとも盛大に行われます。
それに先立つ10時ごろからは、海南神社の旧地とされる三崎・花暮地区の本宮神社で奉納が行われます。
海南神社での奉納の後は、仲崎竜神様と花暮竜宮様の祠の前でも踊りが奉納されます。

海南神社
海南神社は、三崎港の近くに鎮座する三浦半島(相模国三浦郡)の総鎮守です。古くから漁業で栄えた三崎という土地柄、食の神様である磐鹿六雁命が祀られていたり、包丁を供養するお祭りが行わるのが特徴です。...

本宮神社
本宮神社もとみやじんじゃは、三浦の総鎮守・海南神社の「本宮」にあたる神社で、その旧地とされる三崎・花暮地区に鎮座しています。三崎港近くに広がる商店街の裏道のような場所に、小さな石祠が祀られていま...
アクセス
京急久里浜線「三崎口駅」より京急バス「城ヶ島」「通り矢」「三崎港」「浜諸磯」行きで『三崎港』下車、徒歩約3分

三崎港周辺の見どころ

光念寺
光念寺は、平安時代後期から鎌倉時代前期に活躍した三浦一族の武将・和田義盛わだ よしもりが開基となって建立した、三崎の高台にある寺院です。和田義盛が三浦半島に建立した七阿弥陀堂の一つであるとされて...

本瑞寺(桜の御所跡)
本瑞寺ほんずいじは、鎌倉幕府初代将軍(鎌倉殿)・源頼朝が三崎に設けた三御所の一つ「桜の御所」跡に建つ寺院です。「桜の御所」の名は、この地に多数の桜の木を植えて、宴を催したことに由来します。...

うらりマルシェ&三崎魚市場
「うらり」は、まぐろの水揚げで有名な三崎漁港にある、獲れたて三浦野菜と三崎まぐろの産直センターを中心とした複合施設です。とくに、1階にある「まぐろ館」と2階にある「やさい館」を合わせて、「うらりマル...

歌舞島公園
歌舞島公園かぶじまこうえんは、三崎漁港の相模湾側にある小さな公園です。歌舞島の名前の由来は、この地で源頼朝に歌舞宴楽を披露したことからというものや、三浦一族の三浦義村みうら よしむらが鎌倉幕府第4代...
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