古我邸
中国人古美術商の金さん(伊東四朗)の屋敷として、一瞬外観が映るのが、鎌倉三大洋館の一つに数えられる古我邸です。屋敷の内部も使用したかは不明です。
古我邸は、現在はフレンチレストランとして活用されています。鎌倉駅から徒歩5分という立地にありながら、鎌倉が富裕層の別荘地だった面影をよく残しています。
釈迦堂切通
金さん(伊東四朗)の屋敷からの帰りに、ヒロシ(加勢大周)とカッチャン(的場浩司)と波子(清水美砂)が切通を歩くシーンがあります。中世の雰囲気が残る、いかにも鎌倉らしいこの場所は、釈迦堂切通です。鎌倉内部間を行き来する切通のため、「鎌倉七口」には数えられません。
釈迦堂切通はトンネル状になっていて、内部にはいくつか「やぐら」(鎌倉特有の、横穴式の中世の墓または供養の場)もあります。劇中ではやぐらの内部にロウソクが灯されていて、幻想的な雰囲気になっていました。
2021年6月現在、釈迦堂切通は周辺のエリアを含めて、崩落対策工事のため立入禁止となっていて、見学することはできません。