久里浜6丁目には、横須賀総合高校・久里浜小学校・明浜小学校の3つの横須賀市立の学校が隣りあって並んでいます。3つの学校それぞれにイチョウ並木があるため、大きなイチョウ並木の街区が形成されています。
この久里浜文教地区は、三浦半島で一番イチョウが多く見られるエリアです。晩秋には一面黄金色に染まります。
これらのイチョウ並木の多くは学校の敷地内にありますが、そのほとんどが周囲の通り沿いにありますので、敷地外からでもじゅうぶんたのしめます。久里浜文教地区内の通りは、それほど交通量が多い通りではないため、散歩をするのも気持ちが良いです。
久里浜は、三浦半島最大の平野にあって、学校や公共施設が多くあります。その敷地や周囲に桜とともにイチョウが植えられていき、広まっていきました。
横須賀軍港に次ぐ横須賀第2の港と位置付けられていた久里浜には、戦時中までは、旧海軍工作学校(主に現在の久里浜6丁目、7丁目)や旧海軍軍需部の倉庫群(主に現在の神明町)などの旧日本軍の施設があり、戦後それらの広大な施設が転用されて、学校や公共施設などになりました。
INDEX
久里浜小学校のイチョウ並木
久里浜小学校の明浜小学校側に並ぶイチョウ並木は、横須賀市の景観重要樹木に指定されています。
横須賀市立横須賀総合高校周辺のイチョウ並木
横須賀総合高校から久里浜小学校を通り、明浜小学校、久里浜公園まで続く通りの多くはイチョウ並木になっています。
明浜小学校のイチョウ並木
明浜小学校には、校庭北側にイチョウ並木がある他、「森林帯」と呼ばれる校庭内の森にイチョウの大木がそびえ立っています。
久里浜文教地区のイチョウ並木周辺の見どころ
久里浜天神社
久里浜天神社くりはま てんじんしゃは、現在の久里浜エリアの平野部を開墾した砂村新左衛門すなむら しんざえもんが、江戸時代前期の1660年(万治3年)に摂津国(現在の大阪府北中部周辺)の福島天満宮...
くりはま花の国
くりはま花の国では、春にはポピー、秋にはコスモスが咲きほこり、それぞれの開花時期の最終日には、無料の花摘み大会が開かれます。ゴジラの滑り台がある冒険ランドや、アドベンチャーツリーやミツバチターザンな...
ペリー公園
1853年7月14日(嘉永6年6月9日)、米国大統領の親書を携えたペリー艦隊一行は、久里浜の地に上陸しました。この出来事をきっかけに、江戸幕府は鎖国をやめて、日本は開国の道へと進んでいくことになりま...
ペリー記念館
ペリー記念館は、横須賀市の市制80周年を記念して、1987年(昭和62年)にペリー公園の一角に開館しました。館内ではペリー来航に関わる資料が公開されていて、1階にはペリーの黒船艦隊のジオラマ...
以下のリンク先から周辺の【紅葉・黄葉おすすめスポット】の情報もご覧ください