馬堀海岸と観音崎の間にある、東京湾の内海では貴重な砂浜が残る海岸です。
かつては隣の馬堀海岸とともに海水浴場として賑わいましたが、馬堀海岸は昭和40年代に埋め立てられて住宅地となり、走水海岸も2017年から海水浴場の指定からは外れています。
その後も、例年春から夏にかけては、横須賀市東部漁業協同組合走水大津支所によって潮干狩り場(要遊漁料金)が開設されています。(不漁の場合は開設されない場合があります)
走水水源地公園の駐車場を利用できる便利な海岸のため、地元民を中心に憩いの場となっています。
2024年海水浴場 | × 走水海岸は海水浴場ではありません |
2024年海の家開設 | × |
公衆トイレ | ○ 走水水源地駐車場にあり |
駐車場 | ○ 走水水源地駐車場を利用可能 |
INDEX
緑化が進む走水海岸
走水海岸は、海水浴場が開設されなくなったころから、人の手の入る機会が減ったからか、海浜の緑化が進んできています。
砂浜の淵では、三浦半島各地の海岸で見られる海浜植物(海岸植物)の代表格・ハマダイコンなどが見られる一方、砂浜ではコマツヨイグサが幅を利かせています。
コマツヨイグサは夕方に小さな黄色い花を咲かせるという特徴を持つ、夕日がキレイに見られる走水海岸にもよく似合っている植物に見えるかもしれません。しかし、鳥取砂丘を緑化させて問題になるなど、環境省によって「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト」に指定されている植物です。
海水浴場が開設されていた頃の走水海岸
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横須賀東海岸屈指の夕日・夕焼けスポット
馬堀海岸から破崎緑地にかけての海岸線は、北向きに開けているため、横須賀の東海岸ではめずらしい、夕日や夕焼けがキレイに見られるスポットです。とくに走水海岸は、走水水源地駐車場が隣接していますので、クルマでのアクセスに便利です。
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