三浦海岸河津桜並木は、京急久里浜線の三浦海岸駅から、隣り駅で終点の三崎口駅との間にある、線路沿いの道路です。三浦海岸駅から線路に沿って歩くと、10分ほどで河津桜の桜並木に到着します。河津桜は、並木道の途中にある小松ヶ池公園でも見ることができます。
濃いピンク色の花が特徴の河津桜は、早咲きの桜として知られています。三浦海岸の河津桜並木の見ごろも、例年、2月上旬から3月上旬ごろと、ソメイヨシノなどと比べて1ヶ月ほど早くたのしむことができます。また河津桜は、開花している期間が長いことも特徴です。
INDEX
三浦海岸河津桜並木の動画
三浦海岸の河津桜の歴史
三浦海岸の河津桜は、本場である静岡県河津町から譲り受けた苗木を1999年から植栽しはじめたもので、その歴史はそれほど古いわけではありません。現在では、三浦海岸駅や小松ヶ池公園を含めて約1,000本が咲き誇る、首都圏有数の河津桜の名所になっています。
三浦海岸河津桜並木は、夏の海水浴のイメージが強い「三浦海岸」の、新しい観光名所でもあります。
京急と河津桜のコラボレーション
本場の伊豆・河津町の河津桜は川沿いに咲いている場所が有名ですが、三浦海岸の河津桜は京急線沿いに咲いていることが特長です。
京急と言えば赤い電車ですが、青色や黄色の特別塗装列車が来ることもありますので、河津桜とのコラボレーションとして、見ていて飽きません。特別塗装列車の運行スケジュールは、京急の公式サイトで確認することができますので、狙ってたのしむこともできますし、電車が来た時のおたのしみにしても良いと思います。
桜の開花前から楽しめる菜の花の並木道
三浦海岸河津桜並木の足元には菜の花が植えられていて、河津桜の開花時期には、ピンクと黄色の花の鮮やかな競演をたのしむことができます。例年、菜の花は年末から咲き始めるため、河津桜の開花で混みあう前も、穴場の菜の花の並木道としてたのしめます。