桜山中央公園は、その名前のとおり、飛び地である三浦アルプス(二子山山系)山中の「桜山大山」まで含めると、「逗子市桜山」のちょうど中央に位置する公園です。JR東逗子駅から南へ葉山町方面に行った傾斜地にあり、芝生広場やアスレチック遊具などが設置されています。
公園内には300本近い桜の木が植えられていて、桜の季節はお花見スポットとして人気ですが、それ以外の季節は静かな落ちついた公園です。
桜山中央公園は、逗子エリアを代表するお花見スポットの一つで、例年、3月下旬から4月上旬にかけて見ごろを迎えます。駐車場(無料)の台数は8台と少ないため、桜の季節に訪れる場合は、バスの利用か、ちょっとしたハイキング気分でJR東逗子駅から徒歩でのアクセスをおすすめします。
「桜山」という地名の由来には、もともとこのあたりに桜が多く自生していたからという説があります。また、三浦古尋録や三浦郡誌などには、奈良・吉野山の桜の一部は、鎌倉時代から室町時代にかけての高僧で作庭師の夢窓疎石が、この地にあった桜を移植したものであるという逸話も残されています。
INDEX
逗子葉山高校入口から続く桜並木
ふもとの逗子葉山高校(旧逗葉高校)入口交差点から桜山中央公園の前を通って逗子葉山高校があるあたりまでは、小さなカーブが続く登り坂になっています。この坂道、1km近くがすべて桜並木になっていて、春には桜のトンネルができあがります。
公園内で見られるさまざまな品種の桜
逗子葉山高校入口交差点から続く桜並木はソメイヨシノですが、桜山中央公園の中では、オオシマザクラや牡丹桜、しだれ桜など、さまざまな品種の桜をたのしむことができます。
木々に囲まれた傾斜地にある二つの芝生広場
桜山中央公園は傾斜地にあるため、平らな空間が少ないです。それでも、それほど広くはありませんが、公園の定番である芝生広場もあります。桜が開花する時期は、お花見スポットとして人気です。
普段は自然豊かな静かな公園
桜山中央公園は、桜の季節以外は自然豊かな静かな公園としてたのしめます。アスレチック遊具があったり、公園そのものの高低差が大きいため、小さなお子さんが身体を動かして遊ぶのにはうってつけです。
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