通玄橋は、鎌倉中心部を流れる滑川の支流・二階堂川に架かる橋で、瑞泉寺がある紅葉ヶ谷の入口に位置しています。橋の周辺では、初夏にはあじさい、晩秋にはモミジの紅葉も見られます。
「玄」とは仏教用語で奥深い悟りの境地を意味していて、「玄関」という言葉の語源でもあります。
「通玄」とは、奥深い悟りの境地に通じることを意味し、全国的に「通玄寺」といった臨済宗などの禅宗の寺院の名前にも見られます。
「通玄橋」という名前は、臨済宗の僧で作庭家の夢窓疎石(夢窓国師)が開山となった瑞泉寺の入口に、ふさわしい橋の名と言えます。
夢窓疎石に師事した智泉聖通尼も、京都尼五山・第五位に列せられた「通玄寺」(京都・曇華院の前身)という寺院を開いていて、夢窓疎石にもゆかりがある言葉のようです。

瑞泉寺と獅子舞谷方面の分かれ道

通玄橋は、永福寺跡のすぐそばにあり、鎌倉宮方面から瑞泉寺方面に向かう道と、獅子舞谷を経由して天園方面に向かう道の分かれ道でもあります。
通玄橋を渡ってまっすぐ進むと、紅葉ヶ谷の奥に瑞泉寺の境内が広がっています。
通玄橋と瑞泉寺総門の間には、地域の方々がお手入れ・管理されている、見ごたえたっぷりのあじさい並木があります。(瑞泉寺の記事をご覧ください)

通玄橋を渡らずに左側に進んで行くと、獅子舞谷の入口のほうに続いています。


瑞泉寺の境内脇、獅子舞谷それぞれの山道を登って行くと、どちらも天園ハイキングコース(鎌倉アルプス)の尾根道につながっていますので、通玄橋を起点に、通玄橋→獅子舞谷→天園ハイキングコース→瑞泉寺→通玄橋(または逆回り)と言った周回コースをたのしむのもおすすめです。(最寄りの公衆トイレは、鎌倉宮か瑞泉寺です)

通玄橋周辺の見どころ



