JERA park YOKOSUKAは、久里浜の海辺にあるJERA横須賀火力発電所内の緑地に、地域との共存を目的に2025年11月にオープンした、公園のように使える施設です。大きく、次の3つのエリアからなります。
- イベントでの利用を想定した「ふれあい広場」
- 憩いの場となる広大な芝生エリアの「ふれあいの丘」
- 人工芝のサッカーコートとテニスコートがある「ふれあいグラウンド」
このうち、「ふれあい広場」と「ふれあいの丘」の周囲には、歩行者・ランナー・自転車用にコース分けされた、開放感あふれる周回コースが用意されています。
3つのエリアのうち「ふれあいグラウンド」のみ利用料が必要な施設で、横須賀市公共施設予約システムでの事前登録・予約が必要です。その他のエリアは無料で利用可能です(駐車場の利用や、貸切の場合は除く)。
このように、JERA park YOKOSUKAは、厳密には自治体が整備した「公園」ではありませんが、ほぼ公園のような感覚で利用できる、海辺の緑地です。
JERA park YOKOSUKAには、大型の公園には定番の、アスレチックなどの遊具は一切ありません。これが、一般的な「公園」とは一番異なる点と言えるかもしれません。その代わり、自由に、思いっきり走りまわれる環境があります。
また、大きな煙突が特徴の発電所と緑豊かなパークという、一見ミスマッチな組み合わせも一般的な「公園」では見られない光景です。しかし、これこそが、JERAがかかげる「地域との共存」を具現化した分かりやすい姿だと言えます。

INDEX
2つのコースから選べる海辺の「周回コース」

JERA park YOKOSUKAのいちばんのおすすめポイントは、「ふれあい広場」と「ふれあいの丘」のまわりに設けられた、開放感あふれる海辺の周回コースです。
歩行者・ランナー・自転車用でコース分けされたトラックは、さらに、1周1.5kmのロングコースと1.2kmのショートコースから選ぶことができます。もし歩いたり走ったりするのに疲れたり飽きたら、途中にはベンチが設けられていますし、コースを外れて「ふれあいの丘」の芝生で休憩したりもできます。

憩いの場となる広大な芝生エリアの「ふれあいの丘」

JERA park YOKOSUKAの大部分を占める「ふれあいの丘」は、なだらかな丘に芝生広場が広がっています。丘のもっとも高い場所に設けられた展望デッキからは、対岸の房総半島や三浦半島南部が一望できます。
展望デッキには、たとえば、対岸に見える房総半島のどの山が鋸山でどの山が富山なのかと言ったことを、スカイライン付きで分かりやすく紹介する案内板も用意されています。
これだけ空も陸も開けた海辺の空間というのは、海に囲まれた三浦半島でもなかなかありません。海に突き出た広大な敷地を持つ、JERA横須賀火力発電所内の緑地ならではの景観と言えます。
JERA park YOKOSUKAがあるJERA横須賀火力発電所は、2023年に営業運転を開始した、新しい発電所です。もともとこの場所には東京電力の横須賀火力発電所がありました。すべての発電設備が完成した1970年当時は、世界最大級の火力発電所という、首都圏の電力を支える重要な発電所でした。
しかし、老朽化のため2017年に廃止となり、その跡地に、東京電力フュエル&パワーと中部電力との合弁会社であるJERAグループが、世界最高レベルの効率をほこる石炭火力発電所として建設し運用を開始したのが、JERA横須賀火力発電所です。
なお、JERA park YOKOSUKAは、久里浜沖に浮かぶ海獺島(海鹿島、アシカ島)を、陸上からもっとも近くに見られる場所でもあります。海獺島には、江戸幕府の勘定奉行だった、2027年のNHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」主人公・小栗上野介忠順が関わったとする説もある、徳川埋蔵金伝説が残されています。

広大なパークの良いアクセントになっている花壇

「ふれあいの丘」の一角には、季節の花々をたのしめる花壇も用意されています。
単調な風景になりがちな周回コースを歩いたり走ったりする際にもよいアクセントになりますし、ここを目的にJERA park YOKOSUKAへ訪れても良いと思えるくらい、ボリュームも質もすばらしい花壇です。(花の種類や開花状況は、季節によります)


人工芝のサッカーコートとテニスコートがある「ふれあいグラウンド」

他のエリアと違い、「ふれあいグラウンド」は、団体で、明確な目的をもって利用する場所です。
人工芝のサッカーコートは、フットサルコートとして半面での利用も可能です。テニスコートは2面用意されています。
いずれも、2時間単位で借りることができ、管理棟の更衣室(男女各1室)を利用可能です。

JERA park YOKOSUKAならではの禁止事項・注意事項

スポーツ施設のある他の横須賀市の運動公園と使い勝手は似ていますが、JERA park YOKOSUKAならではの注意事項もあります。
代表的なこととしては、JERA横須賀火力発電所内の一部を開放しているため、発電所施設などのパーク外へ立ち入ることは禁止されています。横須賀火力発電所は地域の重要なインフラです。発電所施設とパークは完全に分離されているわけではありませんので、発電所の運営に支障が出る行為は絶対におやめください。
また、パーク内では、火器の使用(喫煙を含む)、ペットを連れての入園(盲導犬・介助犬・聴導犬は可)、スケートボード・キックボード等の乗り入れ、魚釣りなども禁止されています。詳細は、JERA park YOKOSUKAの公式サイトをご覧ください。
さらに付け加えるとすれば、飲み物の自動販売機はありますが売店などはないという点と、JERA park YOKOSUKAは広大な敷地にあるという点も注意が必要です。
人工芝のサッカーコートとテニスコートがある「ふれあいグラウンド」は、バス通りに面したJERA横須賀火力発電所の入口近くにありますので、公共交通機関でも車でもアクセスは良いです。
一方、「ふれあい広場」と「ふれあいの丘」、そしてそのまわりの周回コースはJERA横須賀火力発電所 の敷地のもっとも沖合側に位置していますので、入口からはかなり離れた場所にあります。横須賀火力発電所入口から「ふれあい広場」「ふれあいの丘」のあるエリアまでは、およそ1kmほどあります。
ウォーキングやランニングのウォーミングアップには良いかもしれませんが、景色や季節の花々を目的に訪れる場合は、車や自転車などを利用したほうが良いかもしれません。

エリアごとに使い分けが可能な2つの駐車場
JERA park YOKOSUKAへ車で訪れる場合は、「ふれあいグラウンド」すぐ横の第1駐車場や、「ふれあい広場」「ふれあいの丘」近くの第2駐車場を利用可能です(いずれも有料)。入口から遠い「ふれあい広場」「ふれあいの丘」へも、JERA横須賀火力発電所の敷地内を通って、車ですぐ近くまで行くことができます。
2つの駐車場は離れていますので、どちらを利用するのが最適か、間違えないようにお気をつけください。
駐輪場もそれぞれの場所に用意されていて、こちらは無料で利用可能です。


JERA park YOKOSUKA周辺の見どころ
久里浜海岸方面










