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芦名海岸 | 十二所神社と淡島神社への参道がのびる小さな浜辺

芦名海岸・湘南サニーサイドマリーナ方面を望む(撮影日:2023.05.18) 横須賀
芦名海岸・湘南サニーサイドマリーナ方面を望む(撮影日:2023.05.18)

芦名海岸あしなかいがんは、三浦半島最高峰・大楠山の山麓から流れる芦名川が相模湾に注ぐ河口に位置する、小さな海岸です。両側をそれぞれ芦名漁港(佐島漁港芦名地区)と湘南サニーサイドマリーナに、正面を防波堤に囲まれているため、開放感はあまりありません。その代わり、海はいつも比較的穏やかです。

芦名海岸佐島・天神島方面を結ぶ道路は昭和初期に開通していて、この辺りはその頃より徐々に埋め立てられたり、護岸の整備が行われてきました。

2024年海水浴場×
芦名海岸は海水浴場ではありません
2024年海の家開設×
公衆トイレ×
駐車場×

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十二所神社と淡島神社への参道がのびる芦名海岸

芦名海岸・相模湾の沖合方面を望む(撮影日:2023.05.18)
芦名海岸・相模湾の沖合方面を望む(撮影日:2023.05.18)

港湾施設が近代化されていく一方、変わらないものもあります。
芦名海岸からは、十二所神社(三浦十二天)淡島神社、二つの神社への参道が続いています。ともに平安後期の創建とされる古社です。参道が海に続いている神社は、海に囲まれている三浦半島ではめずらしいものではありませんが、芦名海岸のように、これだけ狭い範囲に複数の参道が続いているケースはあまり見られません。古くから漁業が盛んだった芦名の海は、神聖な場所でもあったのでしょう。

毎年3月3日の桃の節句に行われる淡島神社の祭礼では、平成期より、芦名海岸から流し雛を小船に載せて海に流す神事が行われています。普段は静かな芦名海岸ですが、この淡島神社祭礼の日だけは多くの人たちで賑わいます。

芦名海岸・淡島神社祭礼(流し雛神事)で賑わう海岸(撮影日:2024.03.03)
芦名海岸・淡島神社祭礼(流し雛神事)で賑わう海岸(撮影日:2024.03.03)
淡島神社祭礼・ボートに曳航される流し雛の舟(撮影日:2024.03.03)
淡島神社祭礼・ボートに曳航される流し雛の舟(撮影日:2024.03.03)

以下のリンク先から他の【ビーチ】もご覧ください!!

【2024 No.11】特集 | 三浦半島ビーチカタログ
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芦名海岸周辺の見どころ

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DATA

住所 横須賀市芦名1丁目
アクセス
行き方

JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅(東口)」または京急逗子線「逗子・葉山駅(南口)」より、京急バス「長井」行き、「横須賀市民病院」行き、「大楠芦名口」行き、「佐島マリーナ入口」行きなどの長井・佐島方面行きにて『芦名』下車、徒歩約15分

駐車場 なし
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