大楠山は、三浦半島最高峰(かつ、横須賀市最高峰)の山で、標高は241.3mです。
衣笠、塚山・阿部倉(以上、東京湾側)、大楠芦名口、前田橋(以上、相模湾側)、湘南国際村、からの、5つのハイキングコースが整備されています。
山頂からは、まわりに高い山がないことと、半島であり三方を海に囲まれているため、富士山、箱根連山、伊豆半島、伊豆大島、房総半島、東京・横浜と、360度のパノラマが広がっています。
三浦半島最高峰の大楠山は頂上から360度の大パノラマをたのしめ、「かながわの景勝50選」や、「関東100名山」の第100番目に選ばれています。
INDEX
ゆっくりくつろげる山頂
山頂には展望塔と、その下に売店「大楠山ビューハウス」(休憩所)があります。「大楠山ビューハウス」には、1992年(平成4年)に大楠山に登られた上皇陛下(当時の天皇陛下)の写真が飾られています。
山頂は広いため、混雑していなければ、レジャーシートなどを敷いてゆったりと休むことができます。
お花畑が広がる大楠平
山頂から前田橋方面に少し下った場所には大楠平と呼ばれる開けた場所があり、例年、春には菜の花を、秋にはコスモスをたのしむことができます。(新型コロナウイルスの影響で変更の場合あり)
5つの多彩なハイキングコース
5つのハイキングコース、衣笠、塚山・阿部倉(以上、東京湾側)、大楠芦名口、前田橋(以上、相模湾側)、湘南国際村のうち、衣笠と湘南国際村の入口については、以下の記事も参考にしてください。
山頂までもっとも近いのは湘南国際村から登るコースで、登山道の入口付近には、無料の大型駐車場もあります。
登山道の入口が鉄道の駅から徒歩圏内にあるのは、衣笠から登るコースです(JR横須賀線衣笠駅が最寄り)。ただし、歩く距離は長くなります。
沢や小川沿いを歩きたい場合は前田橋のコースがオススメです。