DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA(ドック オブ ベイスターズ ヨコスカ)は、追浜公園内にある横浜DeNAベイスターズファーム施設(2軍の練習施設)です。屋外練習グラウンド、屋内練習場、選手寮「青星寮」、約100名が観覧可能な見学スペースなどからなります。また、同じ追浜公園内には、横浜DeNAベイスターズの2軍本拠地である横須賀スタジアムが隣接しています。
オフシーズンには、DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAや横須賀スタジアムを会場に、横浜DeNAベイスターズの選手の練習を間近に見学したり、選手とふれあえるイベントも開催されます。
「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」という名称に込められた願い
横浜DeNAベイスターズファーム施設としては、前身の横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ時代から、横須賀市長浦町にあった横浜DeNAベイスターズ総合練習場が利用されてきました。しかし、施設の老朽化と、2軍本拠地である横須賀スタジアムと距離が離れていることなどから、追浜公園内にファーム拠点の一元化を図ることになりました。
DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAは2019年7月に完成し、順次供用が開始されました。
”DOCK”=船渠(船を建造・修理する場所)という言葉が用いられた「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」という施設名には、造船のまちとして発展してきた横須賀を象徴する名称であるとともに、ベイスターズの若手選手が一流のプロ野球選手として育ち、横須賀から大海原へ羽ばたいていってほしいという願いが込められています。
DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA の施設紹介
グラウンド
DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAのグラウンドには、横浜DeNAベイスターズの1軍本拠地である横浜スタジアムと同じ人工芝が使用されています。また、寸法、形状、外野フェンスの高さも、横浜スタジアムを忠実に再現されています。
グラウンドの周囲には、ブルペン、トレーニング用の坂路、投手・内野手が利用するサブグラウンドが設けられています。
見学スペース
グラウンドとブルペンの横には、ひな壇式のベンチシートで約100名程度が観覧可能な見学スペースが設けられています。
この見学スペースはDOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAの施設外(フェンスの外)にありますので、原則、自由に出入りして見学することが可能です。
屋内練習場
独特な外観を持つ屋内練習場は、高さ約22mを備え、採光や換気に工夫が施された施設になっています。屋内練習場は、選手寮「青星寮」や球団関係者用の駐車場に隣接しています。