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稲村ジェーン | 伝説の音楽映画で使われた鎌倉や横須賀のロケ地をどこよりも詳しく解説!!

希望の轍のイントロがかかる中、ミゼットが畑の一本道を走り抜ける、長井ハイツ(現・ソレイユの丘)の給水塔の丘

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古我邸

中国人古美術商の金さん(伊東四朗)の屋敷として、一瞬外観が映るのが、鎌倉三大洋館の一つに数えられる古我邸です。屋敷の内部も使用したかは不明です。
古我邸は、現在はフレンチレストランとして活用されています。鎌倉駅から徒歩5分という立地にありながら、鎌倉が富裕層の別荘地だった面影をよく残しています。

古我邸と前庭(撮影日:2020.11.19)
古我邸と前庭(撮影日:2020.11.19)
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釈迦堂切通

金さん(伊東四朗)の屋敷からの帰りに、ヒロシ(加勢大周)とカッチャン(的場浩司)と波子(清水美砂)が切通を歩くシーンがあります。中世の雰囲気が残る、いかにも鎌倉らしいこの場所は、釈迦堂切通です。鎌倉内部間を行き来する切通のため、「鎌倉七口」には数えられません。

釈迦堂切通はトンネル状になっていて、内部にはいくつか「やぐら」(鎌倉特有の、横穴式の中世の墓または供養の場)もあります。劇中ではやぐらの内部にロウソクが灯されていて、幻想的な雰囲気になっていました。

2021年6月現在、釈迦堂切通は周辺のエリアを含めて、崩落対策工事のため立入禁止となっていて、見学することはできません。

釈迦堂切通(大町釈迦堂口遺跡)・大町側の切通入口(撮影日:2000.05.06)
釈迦堂切通(大町釈迦堂口遺跡)・大町側の切通入口(撮影日:2000.05.06)

骨董屋の主人(草刈正雄)が入院している古い病院として使われた 久里浜の共済病院の旧病棟

ここにあげるロケーションは映画本編の他に以下の資料を参考にしていますが、内容を100%保証するものではありません。一部推測も含まれることをご了承ください。

・「ドキュメント・オブ・稲村ジェーン(2021 Ed.)」…映画のドキュメント映像集
・「平成NG日記」…桑田佳祐監督自身による撮影日記
・「桑田佳祐のやさしい夜遊び」 …桑田佳祐がDJを務めるTOKYO FMのラジオ番組

また、映画の内容のネタバレも含まれますので、未見の方はご注意ください。

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