覚園寺は、1218年(建保6年)に鎌倉幕府第2代執権・北条義時が建立した大倉薬師堂を前身とする寺院です。
1296年(永仁4年)、第9代執権・北条貞時の時代に、元寇の再来がないように祈願して、大倉薬師堂は正式な寺院・覚園寺として改められました。
二階堂の谷戸奥深くにある覚園寺は、晩秋には紅葉が美しく境内を彩ります。
2024年秋の覚園寺では、11月20日(水曜日)から12月10日(火曜日)まで夜間ライトアップが実施され、紅葉特別拝観として、19時まで参拝時間が延長されます(最終受付は18時40分)。
なお、覚園寺では、拝観受付所より奥の撮影は禁止されています。その分、観光地化されていない信仰の場を、古と同じように、純粋に五感で味わうことになります。
覚園寺 紅葉特別拝観 2023 の様子
この日(2023年12月8日(金曜日))は紅葉のピークを過ぎていましたが、ライトアップのなかでの紅葉鑑賞は、じゅうぶん楽しめました。
(以下は、撮影可能な山門から愛染堂周辺の紅葉ライトアップの様子です)
開催場所
覚園寺は、鎌倉幕府第3代将軍・源実朝の暗殺にまつわる伝承が伝わる寺院です。詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
アクセス
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、京急バス「鎌倉宮(大塔宮) 」行きで終点『大塔宮』下車徒歩約10分
または、JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より徒歩約40分
覚園寺周辺の見どころ
鎌倉宮方面から覚園寺に向かう途中には、天園ハイキングコースへと向かう分岐があります。天園ハイキングコースの尾根道まで登りきった周辺には、百八やぐら群があります。
また、天園ハイキングコース経由で、他の鎌倉の紅葉の名所に向かうこともできます。
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