横須賀・芦名を起終点とする横須賀市道・坂本芦名線は、国道134号との「大楠山入口」交差点から平作方面に向かってしばらくのあいだ、桜並木になっています。ソメイヨシノの桜並木としては、三浦半島のなかでももっとも新しい道の一つです。
坂本芦名線は、国道134号「大楠山入口」交差点と県道27号・横須賀葉山線(都市計画道路・久里浜田浦線)「平作4丁目」交差点の区間が2006年に開通した、比較的新しい道路です。ソメイヨシノの桜並木は、樹齢のピークを過ぎ、老朽化が目立つ場所も少なくありませんが、芦名の桜並木はまだ若々しさも感じられます。
春のドライブや大楠山登山の寄り道に最適
坂本芦名線は、横須賀ではめずらしい、既存市街地や新興住宅地ではない山間を通り抜けてバイパスする道路ということもあり、なかなか歩いて通り抜ける用途には使われませんが、桜の季節はドライブコースに組み入れたい道の一つです。
付近の交差点の名前になっているように、この近くには大楠山ハイキングコースの大楠芦名口がありますので、春の大楠山登山の計画に組み込んでも良いかもしれません。

芦名の桜並木(坂本芦名線)周辺の見どころ

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