松輪江奈海岸は、三浦半島南端の江奈湾東岸に面した磯浜です。間口漁港江奈地区(通称:松輪江奈漁港)に隣接しています。
松輪江奈海岸から剱埼灯台の建つ剱崎を経由して間口漁港(間口地区)までは岩礁のリアス海岸が続いていて、「関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)」<三浦・岩礁のみち>コースの一部になっていて、海岸沿いのハイキングをたのしめます。
2024年海水浴場 | × 松輪江奈海岸は海水浴場ではありません |
2024年海の家開設 | × |
公衆トイレ | × ※江奈ヴィレッジ(地魚料理 松輪)利用者は施設のトイレを利用可能 |
駐車場 | ○(間口漁港江奈地区駐車場) |
※最寄りのバス停の名称は「松輪海岸」となっていますが、「松輪(三浦市南下浦松輪)」という地名はこの場所から離れた剱崎(剱埼灯台)や大浦海岸など広い範囲の海岸を含む地名のため、ここでは「松輪江奈海岸」という名称を用いています。
松輪江奈漁港で水揚げされる「松輪サバ」は、品の良い脂がのったその味はもちろん、漁獲量の少なさによる希少性から、「松輪の黄金サバ」などとも呼ばれるマサバの高級ブランドです。松輪江奈漁港の近海で一本釣りされたサバは、一切人の手に触れることなく氷を効かせた漁船内の水槽へ入れられるというこだわりようで、「西の関サバ」「東の松輪」とも称されます。
松輪江奈海岸近くのレストラン「地魚料理 松輪」では、この松輪サバをはじめとした三浦で水揚げされた新鮮な魚介類を味わうことができるため、ドライブやツーリングの立ち寄りスポットとしても人気があります。松輪サバの旬は、例年、9月から11月にかけてです。
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釣りやレストラン利用客に人気の松輪江奈漁港の駐車場
松輪江奈海岸に隣接する松輪江奈漁港は船釣りに人気があり、休日には早朝から多くの釣り客が訪れます。
松輪江奈漁港内には無料の駐車スペースがありますが、三浦市によって整備された後、2023年12月1日より有料化されます。(1回(24時間まで)500円、二輪車と江奈ヴィレッジ(地魚料理 松輪)の飲食利用者は無料)
港の規模に対して比較的大きな駐車場が用意されていますが、釣り客とレストラン「地魚料理 松輪」利用客によって、満車になることもめずらしくありません。
駐車場近くの穴場の磯遊びスポット
釣りやレストラン利用客には人気スポットとして認知されていますが、駐車場がすぐ近くにある磯遊びスポットとしては、松輪江奈海岸は穴場的な存在です。東京湾や相模湾ではなく太平洋に直接面しているとは言え、漁港が隣接していて、湾内で釣りをたのしむ人もいることから、松輪江奈海岸の水の透明度はそれなりです。
水質のキレイさを求めるのであれば、剱崎方面へ続く、名もなき小さな岩礁がおすすめです。