浦賀みなと祭は、幕末にペリーが黒船で来航した浦賀港周辺で開催される夏祭りです。2023年で71回を数える、横須賀でもっとも歴史のあるお祭りの一つです。例年、昼間から露店が出店して、奉納舞などのイベントが行われます。
お祭りのフィナーレを飾る浦賀みなと祭花火大会は、打上げ数が約500発と小規模で、あまり大きな花火も上がりません。しかし、打ち上げ会場となる浦賀港は山に囲まれたコンパクトな湾にありますので、音の共鳴も手伝って、規模の割に迫力ある花火を楽しめます。
浦賀みなと祭花火大会のおすすめ観覧スポット
浦賀みなと祭花火大会の花火大会は、あまり大きなサイズの花火は上がらないことに加えて、打ち上げ会場となる浦賀港の周囲は山に囲まれていますので、遠くから観覧できる場所は限られています。
そのため、打ち上げ会場となる浦賀港周辺で見るのがベストです。
浦賀港の周辺には大きな公園はほとんどありませんが、ここで取り上げる観覧スポット以外でも、西浦賀海岸公園(近くの大きなマンションの影になる可能性あり)などの浦賀港の周囲に点在する小さな街区公園でも、浦賀みなと祭花火大会の花火を見ることができます。
マップは、スマートフォンやタブレットでは二本指で操作できます。
西浦賀みなと緑地
西浦賀みなと緑地は、浦賀みなと祭のメイン会場となる、浦賀港の西岸沿いに整備された公園です。
海沿いにボードウォークが整備されていて、そのどこからでもキレイに花火を見ることができます。
東叶神社周辺（浦賀港東岸）
西浦賀みなと緑地から浦賀港を挟んで対岸にあたる浦賀港東岸エリアも、花火はよく見えます。ただし、浦賀駅に近い旧浦賀ドックの敷地周辺は高い塀で覆われていますので、あまりよく見えません。
浦賀駅から離れた東叶神社周辺まで来ると、海沿いに見やすい場所が点在しています。公園のような開けた場所はほとんどありませんので、まわりの民家や交通などに迷惑がかからない場所を選んで見ましょう。
愛宕山公園
愛宕山公園は、西浦賀みなと緑地からすぐの山の上にある公園です。山の上の公園のため、街灯はほとんどなく、夜は暗いのと道が狭く、一部急なため、懐中電灯は必ず必要です。
※山の中にある公園のため、樹木が多く、見やすい場所は限られます。
燈明堂周辺
砂浜が広がる、いわゆる燈明堂海岸は浦賀港とは反対側に開けていますのであまりおすすめではありません。燈明堂の岬の北側からは浦賀港方面を望むことができます。こちらも街灯はほとんどないため夜間は暗いのと、海沿いの崖地にありますので、安全には十分に気をつけてください。
浦賀みなと祭の主なイベント内容
浦賀みなと祭では、花火大会以外にも、昼間からさまざまなイベントが開催されます。
模擬店（出店）
時間 12:00～20:00
場所 浦賀港西岸物揚場、西浦賀みなと緑地、東叶神社
街かどミニドック
時間 14:00～16:00
場所 浦賀病院
線香花火大会・まつり囃子
場所 東叶神社
関東大震災受難者慰霊法要
場所 関東大震災慰霊塔前（西渡船場脇）
水難者、引揚船関連戦病死者及び浦賀・鴨居地区の戦争犠牲者の慰霊法要、奉納舞
場所 浦賀港引揚記念の碑前（西浦賀みなと緑地）
開催場所
浦賀みなと祭メイン会場・西浦賀みなと緑地の詳細
浦賀みなと祭メイン会場・西浦賀みなと緑地へのアクセス
浦賀駅から徒歩の場合
京急本線「浦賀駅」より徒歩約20分
浦賀駅からバス利用の場合
西浦賀みなと緑地の北側（浦賀駅・浦賀ドック寄り）エリアまで
京急本線「浦賀駅」より京急バス「京急久里浜駅（紺屋町・高坂経由もしくは千代ヶ崎・開国橋経由）」行きまたは「JR久里浜駅」行きバスに乗車して『紺屋町』下車すぐ
西浦賀みなと緑地の南側（燈明堂・千代ヶ崎寄り）エリアまで
京急本線「浦賀駅」より京急バス「京急久里浜駅（千代ヶ崎・開国橋経由）」行きバスに乗車して『浦賀病院』下車すぐ
久里浜駅からバス利用の場合
西浦賀みなと緑地の北側（浦賀駅・浦賀ドック寄り）エリアまで
京急本線「京急久里浜駅」より京急バス「浦賀駅（高坂・紺屋町経由もしくは開国橋・千代ヶ崎経由）」行きバスに乗車して『紺屋町』下車すぐ
（JR久里浜駅から浦賀駅行きのバスもありますが、本数が少ないため、京急久里浜駅からの利用をおすすめします）
西浦賀みなと緑地の南側（燈明堂・千代ヶ崎寄り）エリアまで
京急本線「京急久里浜駅」より京急バス「浦賀駅（開国橋・千代ヶ崎経由）」行きバスに乗車して『浦賀病院』下車すぐ
駐車場
浦賀みなと祭会場に駐車場はありません。
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