胴網海岸は、京急油壺温泉キャンプパーク(旧京急油壺マリンパーク)の裏側の入り江にある、小さな海岸です。砂浜の両側の岩場では、磯遊びをたのしむことができます。プライヴェートビーチ感の強い胴網海岸は、シュノーケリングスポットとしても人気です。
京急油壺温泉キャンプパークの横から胴網海岸へ向かう小径の途中には、このあたりにあった新井城で最期を迎えた戦国時代の武将・三浦道寸・義意父子の墓が建っています。
2024年海水浴場 | × 胴網海岸は海水浴場ではありません |
2024年海の家開設 | × |
公衆トイレ | △ 三浦市油壺駐車場にあり |
駐車場 | △ 三浦市油壺駐車場 |
胴網海岸の周辺
京急油壺温泉キャンプパーク 荒井浜 横堀海岸 小網代の森 新井城跡(新井城址)
INDEX
新井城の戦いで最期を迎えた三浦道寸・義意終焉の地
胴網海岸へは、京急油壺温泉キャンプパーク(旧京急油壺マリンパーク)の正面入口の前の道を右側に少し行くとあらわれる、木々の中を下っていく道を進むとすぐにたどり着きます。起伏にとんだ地形にあるこのあたりの海岸はどこもそうですが、そこそこ急な坂を行き来することになりますので、さすがにバリアフリーと呼ぶのは難しいです。
この胴網海岸へと下る手前には、戦国時代の武将・三浦義意の墓が、海岸へ下る道の途中には義意の父・三浦道寸(義同)の墓が建っています。
このあたりには、三浦道寸・義意父子の居城だった新井城がありました。北条早雲(伊勢宗瑞)との戦いの末、1516年(永正13年)に新井城は落城し、三浦道寸・義意父子もこの地で最期を迎えました。
油壺周辺の3つの隠れ家的ビーチ
胴網海岸の他にも、油壺周辺には横堀海岸、荒井浜という2つの小さな海岸があります。
油壺のある三浦半島南端は、リアス海岸が複雑に入り組んだ台地の谷に、小さな入り江をたくさんつくりだしています。これらの入り江では、囲まれ感のあるプライヴェートビーチのような雰囲気で過ごすことができます。
夕日を眺めるならお隣りの荒井浜海岸がオススメです